2014-06-19 第186回国会 参議院 内閣委員会 第23号
○政府特別補佐人(田中俊一君) 今御指摘のありました滋賀県が行った放射性物質の拡散予測は、まずヨウ素等の放出、放射能の放出量が東京電力福島第一原発と同じ規模の事故が起こるということであります。これにつきましては、まず、新しい規制基準では、こういったことは二度と繰り返さないということで、フィルターベント等、環境への放射能放出を極力抑えるという方向で、大分そこは条件が違います。
○政府特別補佐人(田中俊一君) 今御指摘のありました滋賀県が行った放射性物質の拡散予測は、まずヨウ素等の放出、放射能の放出量が東京電力福島第一原発と同じ規模の事故が起こるということであります。これにつきましては、まず、新しい規制基準では、こういったことは二度と繰り返さないということで、フィルターベント等、環境への放射能放出を極力抑えるという方向で、大分そこは条件が違います。
そういう中で、先ほどちょっと例としてお尋ねがあった、放出放射能がどのくらいだったのか等について、本来は専門家集団である機構がもっと前に出るべきじゃないかというお考えをいただきましたけれども、これは先生御存じのように、事故直後、一、二、三、四と四機もございまして、それぞれ、原子炉の中あるいは使用済み燃料のプールの中にどういう燃料がどういう状態であるかというのは、これは実際の運転データにかかわることでございまして
特に、直後以来、しばしば委員会や研究会で放出放射能の推定値が出されたんですよ。安全委員会の方は、これはSPEEDIの実測値をもとにした逆推定で……
○吉田忠智君 福島第一原発の放出放射能の合計は、チェルノブイリが五百二十万テラベクレルと言われておりますが、その三割に当たると推計されています。チェルノブイリではこのパネルのように汚染区分ごとに対策を取りました。(資料提示)強制移住区域、一時移住区域、そして移住権を与えて居住区域、そしてそれにしっかり措置をする、そうした内容も盛り込まれたところでございます。
今日ここにいます我が党の長谷川委員の質問に答えまして、炉心溶融の事態にあるけれども、気体放出、放射能の放出は既に出尽くしたと考えられ、チェルノブイリのような大気圏を巻き込むような大汚染にはならないだろうというふうにおっしゃっているわけですが、しかし、高濃度汚染水の扱いは大変だというふうにもおっしゃっておられるわけであります。 一体、これからもっとこの放出が想定されるのか。
地震発生から四十五日、一カ月半たつのに、原子力災害特措法十二条に基づいて、気象情報と原発からの放出源情報を入力して放射能の拡散予測をするSPEEDI、そのための東電の放出放射能データ、それから原発事故後の状態を予測するERSSのデータを政府は出させてきましたか。一カ月半出させていないですよね。法律に基づくことをなぜやってこなかったのか。もう一つ問題がありますよ。伺います。
放射能の評価、放出放射能の評価というものは、放出によりまして一般の公衆がどれだけ影響を受けるのかということを評価することが重要だと考えております。再処理施設から放出される放射性物質につきましても、原子力発電所を含む他の原子力施設と同様でございますが、一般公衆への影響が年間一ミリシーベルトという線量限度というものがございまして、これを超えないように安全規制を行うということにしております。
○政府参考人(平岡英治君) そのベクレルという単位で単純に比較するということ自体は余り適切でないと思うわけでございますが、それを前提といたしまして、六ケ所再処理施設と、原子力発電所もいろいろございますので、原子力発電所のモデル的なケースで試算したものとを比べてみますと、年間の放出放射能の量、これはベクレルで示されるわけですが、これにつきましては六ケ所再処理施設に比べますと約二けた多くなるという試算もございます
御指摘の数字でございますが、昨年十一月十八日のトリチウムの放出放射能量ということでございましたが、これは保安規定に定める年間の放出管理目標値である一・八掛ける十の十六乗という数値を十分に下回っておるという状況でございます。
○政府参考人(薦田康久君) 実際には、先ほど申し上げましたように、これまで第三ステップでありますと、例えば七十トンを処理をしたということになりますと、そこから出てまいります放出放射能量というのは全部測定はできております。それから、どういう使用済燃料を使ったかということも分かっております。
ただ、我々といたしましては、第二ステップまでの放出実績をベースに、実際に本格操業になった際の八百トン年間で処理した際にこの放出放射能量がどうなるかということも評価をしておりまして、これにつきまして、事業者が事業指定申請の際に記載しております年間放出管理目標値を下回るという見通しを得ているというのが実態でございます。
○政府参考人(薦田康久君) 現在実施しておりますアクティブ試験におきましては、環境への放出放射能量等につきましても確認をしているところでございます。
○吉井委員 次に、この報告書の付録D、放出放射能の人体及び土地使用に及ぼす影響、付録Eの、放出放射能の農漁業への影響、この分析手法と結果について、何かこの内容を変更するような研究をその後行われたのか、あるいはそういう研究成果物は出されているのかどうか、これを伺いたいと思うのです。
ところが、今もう公開されているこの現物の「目次」には、「附録A 事故の種類と規模」、「附録B 想定する原子炉設置点と周辺の状況」、「附録C 煙霧の拡散、沈下」、「附録D 放出放射能の人体及び土地使用に及ぼす影響」、「附録E 放出放射能の農漁業への影響」、「附録F 物的、人的損害額の試算基礎」、「附録G 大型原子炉事故から生じうる人的物的の公衆損害の試算結果」。最後は二百四十二ページになっています。
この報告書の内容といたしましては、仮想的な敷地というものを対象にいたしまして、熱出力五十万キロの原子炉から一定の放射能放出があったという場合におきましての気象条件、いろんな気象条件がございますけれども、そういったもの、それから放出放射能の組成等を変数として考慮した場合に、最悪の場合には物的損害におきまして三兆七千億円、当時の貨幣価値でございます、今の貨幣価値にどういうふうに算定いたしますかいろいろあると
これまでのところ、再処理工場からの放出放射能と白血病との間に科学的な因果関係があるということは認められていないというのが現時点における認識であるというふうに私どもは承知しているところでございます。 ハトの点につきましてでございますが、これは先生から御指摘のあったとおりのことを私どもも承知しております。
ラ・アーグでは放出放射能の関係というのは、これではどんなふうに書かれているんですか。簡単に説明してください。
私は、この点についての御見解を伺いたいのと、もう一つ、実験と称してこの「むつ」の原子炉を一年間動かすとすると放出放射能は幾らになり、その後始末についてはどういうことが求められてくるのか、これは容易にその後始末ができるということをお考えなのか。
私どもは、そのデータを入手し連携をとりましていろいろとやっておるところでございますが、発電所から外に出るところ、スタック及び放水口、今回は一般排水口で出たということは遺憾でございますが、そういう出口で規制をする、こういうような連携で放出放射能の管理、安全規制をやっておるところでございます。
同様に、私は労働者被曝だけでなくて、環境への放出放射能による汚染というものも逐次進行しておると思うんです。たとえばコバルト60が福島の周辺で松の葉っぱから検出をされたとか、あるいは海草類や貝類から出てきたということが報告をされておるわけですね。
さんからもちょっとその点に触れておいでになったようでありますが、私どもも、いまの廃棄物の放射能の低減対策というものは、東海村の再処理工場の着工後におきましても、建設途中でかなりいろんな対策をつけ加えるとか、あるいは試運転の途中でいろんなことを考える、それから新しい技術開発を実施に移すというふうないろんなことをやっておりますが、いずれにしましても、東海村のプラントは、安全審査のときに決められました環境に対する放出放射能
そこで、私はこの内容を見ますと、二百四十四ページにわたるものでございますが、その各論についての公開はなされておりませんけれども、その項目だけ見ましても、事故の種類と規模、これがAとなっておりまして、Bは想定する原子炉設置点と周辺の状況、Cは煙霧の拡散、沈下、Dは放出放射能の人体及び土地使用に及ぼす影響、Eは放出放射能の農漁業への影響、それからFは物的、人的損害額の試算基礎、Gが大型原子炉事故から生じ
そこで中村参考人に、いまの状態のもとで、ホットテストの中で、設置許可をもらったときの放出放射能の一つの予定基準といいますか、予定の数量があるわけですね、それと今日の実情とはどういうふうに見合っているのかということをひとつお聞きしたい。
こういうふうに放出放射能が大きいものですから、当然施設周辺の環境汚染はかなり大きくなっております。海水にしても海底土にしても生物にしてもかなりの放射能が検出をされているということになります。
けれども、ただプルトニウムというのは、いわゆる放出放射能の計算の中ではまず出ていなかったような気がするものですから、完全にゼロであるのかどうかということの疑問を持っておりました。計算のできないような量でありましても、処理量が多くなればやはり一定の量になるだろう、こういう心配があります。
この法案は、再処理工場の民営化の問題を論じておるのですけれども、再処理工場については、先生方からも、参考人の皆さんからもいろいろお話がありましたように、原子炉と比べものにならないほど放出放射能の多い仕事でございます。
そういう放出放射能というものを抑えるということがいま十分できていますか。