これのちょうど三ページ目をめくっていただいて、これは資料でいただいたんですが、ただ、このUS2を民間利用しようとすると、旅客用改造設計とか、あと型式証明取得費用というのが非常にお金がかかるということで、何か一度飛行機を壊してみて、耐久性みたいな、耐久性というか実験をしなければいけないということで、ここにも書いてあるように、もし民間利用すると三百億から六百億円かかるという話を聞いて、ちょっと現実味がないかなとあきらめかけているんです
石原宏高
経過を経まして、結論的には、金利のつかない金をこの際日本航空機製造に与える必要があるというようなことから、一方におきましては、五十五億円という当時の資本金、そのうちの三十五億円が政府の出資でございましたが、この五十五億円の出資を増資するということ、それからもう一つは、当時アメリカ等に販売をいたします場合に、一トンばかり大きな飛行機にしなければ売れないというような事情が判明をいたしましたので、その改造設計等
赤澤璋一
また、この改造につきましては、日本の学界、及び民間の造船の最高権威の方々に集まっていただきまして、それで研究してもらって改造設計をやっていただいたようなわけでありまして、今までのいわゆる可能なる範囲におけるあらゆる手は尽していったようなわけでございます。
島居辰次郎