2002-04-02 第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○川村政府参考人 農業改良資金制度についてのお尋ねでございました。 これまでの農業改良資金でございますけれども、国が定めました特定の農業技術等を導入する場合に貸し付けを行うというもので、極めて限定的でございまして、この方式でございますと、みずからの創意工夫で多様な先駆的な取り組みをしていくという意味では、非常にニーズにこたえがたくなってきているということが実情だと思います。
○川村政府参考人 農業改良資金制度についてのお尋ねでございました。 これまでの農業改良資金でございますけれども、国が定めました特定の農業技術等を導入する場合に貸し付けを行うというもので、極めて限定的でございまして、この方式でございますと、みずからの創意工夫で多様な先駆的な取り組みをしていくという意味では、非常にニーズにこたえがたくなってきているということが実情だと思います。
そこで、農業改良資金制度を高リスク農業へのチャレンジに転換したその意義と、農業者のチャレンジ精神を奮い立たせるその支援のあり方について、お示しいただきたいと思います。
補助による導入段階がある程度進行したということでございますので、無利子の農業改良資金制度、これも国費が三分の二原資としてつぎ込まれているものでございますが、こういうものを御活用していただくということで、補助と無利子融資の間の整理をしているところでございます。
しかし、特に新しい作物を導入するというような場合におきましては、なかなかに経営の困難もございますし、心理的な不安もある、各般の準備も必要だし、そしてそれに対していよいよ経営を開始する場合には、通常の条件よりも有利な条件でバックアップをしなければ相ならぬ、そういうことでございまして、このたびの農業改良資金制度におきましても、新部門におけるその作物の導入の準備の資金とか、あるいは開始資金というような制度
その実勢小作料の根拠となりますのが標準小作料でございますが、これにつきましても、農業経営の状況等を踏まえて適切に設定するようにと各農業委員会を指導しているところでございますが、具体的に小作料が高いという問題は私ども認識しておりまして、このために、例えば農業改良資金制度の中に小作料一括前払い資金を無利子で融資する制度等を設けております。
本案は、最近における農業をめぐる諸情勢の変化にかんがみ、次代を担う農業者の育成確保、農業経営の規模の一層の拡大、農産物の高付加価値化等を図る観点から、農業改良資金制度を改正しようとするものであります。 本案は、去る四月十七日参議院より送付され、同日本委員会に付託されました。 委員会におきましては、五月十三岡田名部農林水産大臣から提案理由の説明を聴取し、昨五月二十日質疑を行いました。
○田名部国務大臣 今お話しになりましたように、この農業改良資金制度は、数ある制度の中でも本当に農家のためになる資金制度だ、私はこう考えております。 昭和三十一年に発足以来、普及事業と密接な関係のもとで運営される無利子資金の貸付制度として、お話しのように、農業者の自主性と創意工夫を生かして政策の誘導を行ってまいりました。
○上野政府委員 この農業改良資金制度は、国と県に特別会計を設けまして、資金を繰り返し貸付財源に充てるという制度でございます。すなわち、貸付財源というのは農家からの償還金と一般会計からの繰入金という、そういうものが主になっているわけでございます。
○上野政府委員 まさに委員の御指摘のとおりだというふうに考えておりまして、この農業改良資金制度は、もともと制度本来の内容として、普及事業との関連のもとに営農計画を立てて所要の資金を供給する、こういう連関関係にあるわけでございますので、今後ともこの普及事業で十分に面倒を見ながら、濃密指導をしながら、資金の有効な活用につながっていくように努力をしてまいりたい、かように考えます。
農業改良資金制度は、昭和三十一年に発足して以来、農業及び農村事情の変化に対応して制度及び運営の改善を図りつつ、農業改良普及組織等の指導と相まって、合理的な生産方式の導入、農業経営の規模の拡大、農家生活の改善及び農業後継者の育成のための無利子資金の貸し付けを通じて、農業経営の安定と農業生産力の増強に寄与してまいりました。
○国務大臣(田名部匡省君) 沖縄県における農業改良資金制度、これまでの成果でありますが、昭和四十七年の制度開始以来、平成二年度までに全資金合計九十億円が貸し付けられておりまして、施設園芸でありますとか畜産を中心に農業経営の安定と生産力の増強に大きな役割を果たしてきた、こう思っております。
で、一方で非農家出身の参入者というものも少ないながらあるという事態がございまして、できるだけ多くの方々に少しでも条件を整えて入っていただく、あるいはその対策の幅を広げて農外からの方にも入りやすいようにするということを考えまして、そのために、今回、改良資金制度を見直しまして、農業者等育成確保資金として拡充をするということにした次第でございます。
昭和三十一年度から五十九年度までは補助金として交付する形をとり、それから六十年度以降、無利子貸し付けの制度として改編された当農業改良資金制度のこれまでの成果、それからこれまで農業あるいはその政策にもたらした成果、どんなふうにお考えになっていらっしゃるか、まずお尋ねをいたします。
農業改良資金制度は、昭和三十一年に発足して以来、農業及び農村事情の変化に対応して制度及び運営の改善を図りつつ、農業改良普及組織等の指導と相まって、合理的な生産方式の導入、農業経営の規模の拡大、農家生活の改善及び農業後継者の育成のための無利子資金の貸し付けを通じて、農業経営の安定と農業生産力の増強に寄与してまいりました。
また、農業の構造政策といたしましては、新規参入の青年を含む就農促進を図るための農業改良資金制度の拡充あるいは連担的な作業条件の形成と担い手への農地の利用集積を促進するというようなことによります効率的な生産システムの構築を図る。また、農山漁村の生活の質的向上と活性化を図るために、景観の形成あるいは環境保全等に配慮した農山漁村の整備を行ういわゆる美しいむらづくり特別対策を推進する。
それからもう一つは、構造政策といたしまして、特に農村の今の後継者問題等も含めまして、新規参入の青年を含む就農促進対策のための農業改良資金制度の拡充あるいは連担的な作業条件の形成、担い手への農地の利用集積というようなことを考えました効率的な生産システムの構築というようなことでございます。
ある人たちでありますから、この教育をしたりあるいは農業改良資金制度の改善等を措置して、何としてもこの人たちも農業に参入できる、そういう体制をとっていきたい。いずれにしても、魅力あるものにするということが一番大事であろう、こう思っております。
まあいずれにしても、「新しい食料・農業・農村」という省内にこの検討本部を設置しておりまして、これで今お話しのようなどういうことをすればこれからの時代を乗り切っていけるか、それを検討したいということと、平成四年度では農外からの新規参入の青年を含める、要するに、農業をやったことがないけれどもやってみたいという意欲のある青年たちに農業改良資金制度の改善等の措置を講じて、これを進めていくつもりであります。
まあ間接的にやっておるわけでありますけれども、その中でも農業改良資金制度において無利子の農業後継者の育成資金の貸し付けを行ってきているわけでありまして、いずれにしても平成四年度、先生お話しのように青年農業者育成確保資金を創設をしまして、農外からの新規参入、そういう人たちもやる、あるいは限度額も引き上げる、あるいは償還期間を延長するということもいたしておるわけでありますが、いずれにしても、どういうことが
また、政府関係予算に計上されておりますのは以上のようなことでございますけれども、この間、先生御案内のとおり、例えば農業改良資金制度を拡充する。
さらに、稲作生産の省力化、安定化を図るため、農業改良資金制度を拡充し、生産方式改善資金の一環として稲作省力生産安定資金の貸付けを行いました。
○松山政府委員 御案内のように、農業改良資金制度は農業経営の改善発展を進める上で非常に重要な制度でございますが、御指摘のございましたように、昭和六十年度に制度改正を行いまして、資金の一層の活用を県間のバランスをとりながら行っていく、こういう観点での見直し改正でございます。
農業改良資金制度の再編拡充と自作農創設特別措置特別会計制度の改組につきましては、農業者の自主的な創意工夫に基づく経営規模の拡大、農用地の農業上の利用増進等を促進し、農業経営基盤の強化を図るため、農業改良資金制度に基づく無利子資金のうち技術導入資金を再編拡充して、農業経営の改善に必要な合理的な農業生産方式の導入のための生産方式改善資金を設けるとともに、新たに、土地利用型農業の経営規模を拡大するための農用地経営規模拡大資金
今日、農林漁業金融といっても、農林漁業金融公庫、農林中金を初めとする系統信用事業、農業改良資金制度などが複雑に絡まり合い、役割分担がなされております。それだけに、今後の農政の積極的な展開の中でそれぞれがどういう役割を果たすべきか検討を要するが、この中で農林中金や系統信用の事業が大きな位置を占めることは間違いないと思います。
ただ、内容につきましては、国営の土地改良の事業費そのものをふやすための工夫をするとか、あるいは生物系の特定産業技術研究推進機構、こういったものの設立をしてバイオテクノロジー等をこれから発展さしていこう、また自主的な創意工夫を生かしてということで今御審議をいただいております農業改良資金制度、こういったものの拡充を行うこと、あるいは森林・林業、木材産業回復のための五カ年計画というものをつくり上げたということ
農業改良資金制度は、農業者の創意工夫に基づく合理的な生産方式の導入等のための無利子資金の貸付を通じて、農業経営の安定と農業生産力の増強に貢献しているところであります。
特に先生の今お話ありましたような農業者個人の創意工夫的な、営農技術の中で非常にアイデアがあってそういうものを実際に生かして新しい技術を進めているような、そういうケースの場合には、一般的には現在農業改良資金制度でそういった農業者の技術開発に対する無利子、無担保の貸し付けの制度がございまして、この機構の対象よりも、後で申し上げました方が個人のそういうアイデア、創意工夫、こういうものを支援するのにふさわしいのではないかなというふうに
その中にありまして、この関連になります農業改良資金制度、これは六十一年度の予算におきましては貸付枠と制度の内容が拡充された、この点については評価をするわけでありますけれども、農業施策を推進する上でこの農業改良資金制度というのは大変重要な役割があると私は思います。
○関谷政府委員 昨年の審議の際のそういう経過もございまして、昨年の五月に出しました改良資金制度運用基本要綱の中で、まさに今おっしゃいましたような、「農業経営の改善につき意欲と能力を有する地域の中核的な農業者又はそのような者となることが見込まれる者であって、」このようなことが確かに書いてございます。
○駒谷委員 以上で質問を終わりますけれども、無利子で、地元の農業者にとっては大変期待をされている改良資金制度でございます。したがって、この貸付限度額という問題、地元ではいろいろ意見があるわけであります。もう少し見直してもらいたいという意見が地元自治体でも出ております。