1967-10-09 第56回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
そこで、昨年の価格決定の際にも問題になりましたのは、改正農安法に基づいて政府が閣議決定をもって公布されました、いわゆる政令の内容であります。
そこで、昨年の価格決定の際にも問題になりましたのは、改正農安法に基づいて政府が閣議決定をもって公布されました、いわゆる政令の内容であります。
少なくとも改正農安法の目的に沿って基準価格を算定すれば、バレイショ二十九円、カンショ三十九円、またでん粉価格は、バレイショでん粉二千四百円、二十五キロで千六百円、カンショでん粉二千二百円の数字が、これは出てぐるのですよ。
まず第一の点は、今年の価格決定における手続上の問題になるわけでありますが、改正農安法の第五条に買い入れ価格の規定があるわけであります。この中で、特に農林大臣が価格を定めようとするときは、まず「生産者団体にはかり、その意見を尊重して農林大臣が定める。」
二、右の価格算定に当っては、改正農安法の完全実施に留意し、適正歩留りの設定と完全スライド制の採用により原料基準価格を定めると共に、実際支出される原料運賃、でん粉工場の経費が適正に織込まれるよう留意すること。 三、本年度でん粉類の不足対策として、専らコーンスターチ増産にたよることは長期的に見て畑作振興上悪影響があるのでコーンスターチ工場能力設備拡大の抑制措置及び関税割当制度は継続すること。
二、右の価格算定に当っては、改正農安法の完全実施に留意し、適正歩留りの設定と完全スライド制の採用により原料基準価格を定めると共に、実際支出される原料運賃、でん粉工場の経費が適正に織込まれるよう留意すること。 三、本年度でん粉類の不足対策として、専らコーンスターチ増産にたよることは長期的に見て畑作振興上悪影響があるのでコーンスターチ工場能力設備拡大の抑制措置及び関税割当制度は継続すること。