1947-08-20 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第1号
なおまたこの改正民法案で言えば、どこにどの尊重したものが具體的に現われておると思われるか。これを第一點としてお伺いしたいと思います。
なおまたこの改正民法案で言えば、どこにどの尊重したものが具體的に現われておると思われるか。これを第一點としてお伺いしたいと思います。
○中村(俊)委員 氏に關連いたしまして、もう一言お尋ねいたしたいのでありますが、改正民法案は家を廃してこれにかえる氏をもつて親族団體の統合をはかるとされておるのでございますが、この條文を見ますると、氏の変更は縁組と婚姻等の場合にのみ限られておるように思われるのでありますけれども、われわれがこの改正案が発表されていろいろ質問を受けますときに、常に戸籍面におきましても、また民間一般社會におきましても、現行
簡單なことですが、改正民法案の七百三十條に「直系血族及び同居の親族は、互に扶け合わなければならない。」という規定があるのでありますが、これは現行民法には全然ない規定でありまして、特にこういう規定をここに設けたのは、どういう法律上の關係を規定しておるのか、こういう質問であります。