1998-04-30 第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第13号
昭和二十七年、一九五二年の自治法改正で盛り込まれました特別区が自治権を奪われた幾つかの点、一つは特別区の内部団体化一二つ目に廃置分合の発議権の都知事専有問題、三つ目に医事務の調整に関する都条例制定権、四つ、指揮監督に関する都の条例、五つ、区長委任事項の特例、こうした五つの点の廃止、解除が今回の改正内容に盛り込まれていると考えるわけでありますが、この点を含めまして、改正提案者として大臣の所見をまず求めたいと
昭和二十七年、一九五二年の自治法改正で盛り込まれました特別区が自治権を奪われた幾つかの点、一つは特別区の内部団体化一二つ目に廃置分合の発議権の都知事専有問題、三つ目に医事務の調整に関する都条例制定権、四つ、指揮監督に関する都の条例、五つ、区長委任事項の特例、こうした五つの点の廃止、解除が今回の改正内容に盛り込まれていると考えるわけでありますが、この点を含めまして、改正提案者として大臣の所見をまず求めたいと
指紋押捺の是非諭については、私は押捺全廃の社会党の法律改正提案者の一人でございますから、押捺がいいか悪いかという議論は一応別の機会にいたしまして、政治諭として、坂の上から石が転がり出したやつはとめるにとめられないよ、その現実的判断をせざるを得ないではないかということをお勧めをいたしたいと思うのです。
より端的に申しますと、改正法案の描く教員の資質とそれをささえております教職観というものは、立法当初のそれを全く変質させており、後にも申し上げますように、改正法案は、単に教員免許のための単位取得の基準を上げるにとどまらず、専門教育科目の分類あるいは構成を変えることによりまして、改正提案者たる文部省の教職観が、大学の教員養成教育の性格と内容を質的に規定する結果をもたらすことになるという点で、私は、少なからず
もう一つは、われわれは、このような国会構成の基礎を変える大改正、提案者の言葉をかりて言っても、革命的ともいうべき改正だと言っておるこの大改正をするに際しては、多数を持っておるからといって一方的にやるべきものではない、野党とも十分協議して話し合いの成立の上にやるべきものである、こう絶えず主、張して参りましたが、そのわれわれの主張の正しさをお認めになったのかどうか。
殊に改正提案者側の言われているような、重要な事件について同意を必要とするということをなされるならば、余計一層そういうような選挙違反、或いは転、破防法違反というような事犯について全面的に検事側が捜査の中に深入りして行くというような危険が非常にあると思うのであります。