一つは、公正取引委員会が改善勧告書に、関与していた発注者側の担当職員の実名を明記した、これは初めてのケースだというふうに思います。
○高原政府参考人 御質問の日本臓器移植ネットワークに対します文書による勧告でございますが、平成十四年八月二十九日付で改善勧告書を発出しております。
厚生労働省は、ことしの二月二十三日に改善勧告書を事業団あてに文書で提出されておりますが、回答の締め切りは三月二十三日と伺っておりますが、勧告された理由についてお伺いをしたいと思います。 私、時間がありませんので、ぜひ簡潔によろしくお願いいたします。
○酒井政府参考人 この八千百万円につきましては、今回の立入検査を行いました結果の改善勧告書にも我が方としても指摘をしておりまして、これが手続的にきちっとした支出の方法をとっていないということについて、これも調べて報告をするように言っているところでございます。
ことしの八月十日に、労働基準局長名でKSDに対して改善勧告書が交付されました。豊明会に対する補助金の使途が適切か、区分経理してあるか、組織、職員、場所が同一であるのは問題だよ、そういう指摘でございます。 これに対してKSDは、九月八日付で、検査体制は充実させます、区分経理をことしから始めました、場所については、適当な移転候補地もないので当面はパーティションで仕切ります、そういう回答です。
○大脇雅子君 そうすると、先回もさまざまに言われたように、会費とか雑収入が非常に少ないにもかかわらず補助金が非常に過大であるということで問題になっているわけですが、最初は平成十年十一月に指導しておられて、十二年五月にさらに立入検査をして改善勧告書を交付されたと。どうしてこれがなかなか改善されなかったのか、余りにもずさんなまま今日まで至ったということについて非常に大きな疑問があるわけです。
労働省自身、改善勧告書の中で、公益法人たる貴財団の福利厚生事業を行う福利厚生部が任意団体たるKSD豊明会事務局と組織、職員及び場所において同一であることは問題だと指摘している。KSDの会員というのは自動的に豊明会の会員になるんですよ。しかも、本部だけではなくて地方でも全部一体ですよ。私たち調べました。
労働省は、ことし五月にKSDに立入検査し、そして大臣就任後の八月には改善勧告書も出されている。しかも、大臣は、強制捜査後の記者会見で、適切運営の指導の徹底を指示したと述べられ、公私混同や行き過ぎがあったと指摘までされていました。 本来、問題を熟知する立場にある最高責任者であります。三週間もありました。私は、強制捜査をされたら、直ちにみずからのKSDとの関係について調べたり確認をされる。
労働省が八月にKSDに対して出した改善勧告書、これでも報酬について一言も触れていないんですよ。ずさんきわまる。私は、こういうことで労働行政をちゃんとやれるのかと。大臣、こういうあり方についてどう思われますか。