1959-07-09 第32回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
それより先、公団は、発足と同時に、一番難航を予想せられておりました木曽川の支流王滝川のダム地点の土地の買収、補償の交渉に人っておったのでございます。いろいろ難航をいたしまして、それがようやく三十二年の十一月ごろ妥結をして、早速入札をし、この十一月からダムの工事からとりかかったのでございます。
それより先、公団は、発足と同時に、一番難航を予想せられておりました木曽川の支流王滝川のダム地点の土地の買収、補償の交渉に人っておったのでございます。いろいろ難航をいたしまして、それがようやく三十二年の十一月ごろ妥結をして、早速入札をし、この十一月からダムの工事からとりかかったのでございます。
愛知用水事業は、名古屋市東方に位する平野及びこれに接続する知多半島一帯に木曾川水系の水を高度に利用し、これら地域の総合的開発をはかろうとするものであって、木曾川支流王滝川にダムを新設し、ここに貯溜された水を岐阜県兼山から取水して、新設水路を通して知多半島に導き、用水不足水田の補水、農地の開発及び畑地灌漑を行い、あわせて地域内市町村の飲料用水及び工業用水を供給するとともに、貯水池の下に新たに設置される
愛知用水事業は、雨量少く各種用水の不足な名古屋市東方の平野及び知多半島一帯の開発のため、木曽川水系を高度に利用しようとするものでありまして、その概要は、木曽川支流王滝川にダムを新設いたし、ここに貯留された水を岐阜県兼山から取水し、新設水路を通じて知多半島に導水して、灌漑用水、飲料用水、工業用水の供給を行うとともに、新設及び既設の発電所にも利用させようというものであります。
ところがこの水でありますが、このお使いになります水は先ほども申しましたように、本流の発電用以外に残った水を四〇%と、それからこのたび支流王滝川の上流にお作りになります牧尾橋の堰堤の水であります。これをうまくお使いになるということなのでありますが、この有効落差六百九十四・二メートルを使いまして、現在発電所が四十五万八千八百キロワットの設備を持っております。
その次のA概説のところの二番目のパラグラフを見ていただきますと、木曽川の支流、王滝川の牧尾橋地点に、有効貯水量六千三百万トンの貯水池を新設する。図面を見ますと、三浦貯水池の下に王滝川という川がありまして、その下の牧尾橋貯水池という所であります。その支流を上っていきますと福島でありまして、木曽川の本流に沿って出るのでありますが、鉄道線路に沿って矢印のついておるのが木曽川であります。
その計画の概要といたしましては、木曽川支流王滝川にダムを新設し、ここに貯溜された水を岐阜県兼山から取水し、新設水路を通じて知多半島に導水し、用水不足に悩む水田の補水を行うとともに新たな農地の開発を行い、畑地灌漑をも大規模に実施しようとするものであります。
その計画の概要といたしましては、木曽川支流王滝川にダムを新設し、ここに貯溜された水を岐阜県兼山から取水し、新設水路を通じて知多半島に導水し、川水不足に悩む水田の補水を行うとともに、新たな農地の開発を行い、畑地灌漑をも大規模に実施しようとするものであります。
こういうことから、木曽川の支流王滝川に貯水池を新設いたしまして、木曽川本流を流下させまして、その間十四カ所の発電所の発電機能を増強しながら、兼山ダムの上流から水を取り入れまして、先ほど申しましたような地帯に農業用水及び水道用水を引こうという計画でございます。