1952-03-05 第13回国会 衆議院 外務委員会 第7号
○菊池委員 フィリピン、ビルマ、インドネシア、その地元の仏印、そういうところからの賠償の要求額だけでも、新聞に伝えられるところを見ますと百九十億ドル、二百億ドルという厖大な額に達するのでありまして、たとえばその十分の一を支拂うにしても、日本の産業などに対してもたいへんな影響を及ぼすと思うのでありますが、政府は一体どのくらいにこれを値切り下げたならば、日本の産業が維持できるとお考えになりますか。
○菊池委員 フィリピン、ビルマ、インドネシア、その地元の仏印、そういうところからの賠償の要求額だけでも、新聞に伝えられるところを見ますと百九十億ドル、二百億ドルという厖大な額に達するのでありまして、たとえばその十分の一を支拂うにしても、日本の産業などに対してもたいへんな影響を及ぼすと思うのでありますが、政府は一体どのくらいにこれを値切り下げたならば、日本の産業が維持できるとお考えになりますか。
○国務大臣(池田勇人君) 平和條約第十四條におきましては、日本の金銭賠障を支拂うには不十分、それだけの能力がないということを規定されておるのであります。我々もそれを是認して調印して帰つたわけであります。
従つて根本的な問題としては、やはり保險金、共済金を支拂うに必要なものは、確実に政府がその資金というものを確保して、支拂に事欠かないように制度をやらなければならんのでありますが、やはりこれは共済掛金率というものについても、或る程度の検討を加える必要があると私は思います。そうして共済掛金制についても或る程度の検討を加え、そうして本当に賄えないならば、これを賄い得るような掛金率に変更して行くべきだ。
ついては、これが應急対策として、政府はすみやかに未拂再保險金を支拂うに足る十分なる金額を一般会計より漁船再保險特別会計に繰入れ、また恒久対策として漁船保險組合に対し毎年度相当額の補助金を交付し、漁船再保險特別会計に対し毎年度相当額を一般会計より繰入れられたいというのである。
一、應急対策 政府はすみやかに未拂再保險を支拂うに十分なる金額を、政府の一般会計から漁船再保險特別会計に繰入れをすること 二、恒久対策 (一)政府は漁船保險組合に対し、毎年度相当額の補助金を交付すること(二)政府は漁船再保險特別会計に対し、毎年度相当額を一般会計から繰入れをすること。 以上であります。何とぞ御採択あらんことを切望いたします。
一、政府は、速かに未拂再保險金を支拂うに十分な金額を一般会計から繰入をすること、二、政府は漁船保險組合に対し毎年相当額の補助金を交付すること、以上であります。 この請願に対し、各委員の発言要旨を申上げます。政府の漁船保險制度は発足当時からいろいろ改善されて來たにも拘わらず一向に振わない原因は、恐らく次の三点にあると思う。
○芦田國務大臣 御承知の通りに、國家財政は國民がそれぞれの分に應じて租税を支拂うにあらずんば、人件費も事業費も支出することは不可能な現状であります。
從つてこれをただいま支拂うにも、速急の間に合いませんので、前から研究努力をいたしておりますけれども、一應一、二、三と今回御承認を得れば、ただちにそれを支拂う。あとの四百二十円は、ただいま申しました通りにやりたい。こういうような考え方であります。
目的といたしましては、政府の注文一切のために支拂うに、やみ値を排斥して公定價格によること、こういうことが一つの眼目であります。他の一つは、勞務賃金は標準賃金によつてこれを支拂う、こういうことを明らかにいたしたものであります。
それから栃木縣の宿屋の拂いでありますが、この點を私が事務所で聞きましたら、これは山形縣の農業會で拂つたからあなたは支拂うには及びませんというので、私は拂つておりません。その點においては私は負擔させておるわけで、間島君の言う通りであります。しかし私の範圍においては、これは間島が拂つているということは考えておりません。