2017-12-06 第195回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
今回の振替加算の支払い漏れで非常に事案が大きくなりましたのは、単に、古い昔の共済データベース、これのデータの入れ方が悪かった、こういう事案でございまして、今回の現在できている新しいものは大丈夫であるというふうに考えてございます。 また、今、これまでの事務処理誤りの総点検、鋭意、至急集計し、調査をしておりまして、今月中には発表したいと考えてございます。
今回の振替加算の支払い漏れで非常に事案が大きくなりましたのは、単に、古い昔の共済データベース、これのデータの入れ方が悪かった、こういう事案でございまして、今回の現在できている新しいものは大丈夫であるというふうに考えてございます。 また、今、これまでの事務処理誤りの総点検、鋭意、至急集計し、調査をしておりまして、今月中には発表したいと考えてございます。
支払い漏れを全て点検し、全て公表し、お支払いをするということでございますので、配偶者の加給年金が終了していながら振替加算が開始されていない、このような事例は今回の十万六千人よりふえることはございません。
これは、以前、厚生年金同士で多くの支払い漏れ事案がありまして、それまで機構のシステムでデータ連動しておりませんでしたので、それを改修した、こういう経緯で、今回、厚生年金同士の関係の発見事案が少ないわけでございますけれども、厚生年金同士につきましても確認をしてございます。
○高橋政府参考人 御指摘のように、平成十五年に支払い漏れ事案、また過払い事案もございまして、そのとき、事務処理を見直す、それから、できるだけシステムによりまして自動化をするという対応をしたというところでございます。
お配りしている資料の三なんですけれども、生命保険会社の支払い漏れ等による追加支払い件数の推移であります。金融庁からいただきました。 かつて不払い問題が起こって、処分命令が下されました。そして、平成二十一年度に業務改善計画が各社から出されましたけれども、支払い漏れは後を絶ちません。
それがまた、過去においても、保険金の支払い漏れになったり、意図した内容と違ったというクレームも多いと聞いております。 今回の改正を通じて、やはり業界とのコミュニケーションの中でそういった点も改善されていくべきだと思いますけれども、この点はいかがでしょうか。
今おっしゃいましたように、昨今の保険募集の現場におきましては、保険商品の複雑化が進む中、過去において、保険金の支払い漏れですとか、意図した内容とは違うといったクレームなども発生していたものと承知しております。 今般の改正でございますけれども、先ほどから御議論がございますように、積極的な顧客対応を求める募集規制として、意向把握義務ですとか情報提供義務を導入することといたしております。
大変恥ずかしながら、損保業界におきましても、二〇〇五年、付随的な保険金の支払い漏れ、あるいは第三分野商品における保険金の不適切な保険金不払い、こういった信頼を損なう問題を惹起してしまいました。
自見大臣は、そのとき、保険会社の支払い漏れについて、二〇〇八年七月に生命保険会社十社に対して業務改善命令を出し、各社で業務改善を進めておりますという答弁を行いまして、昨年の十月二十九日には改めて報告を求めるというようなこともやられているようであります。 ただ、この調査がまだ終わっていないんですね。これはいつ終わるのでしょうか。
○自見国務大臣 佐々木先生も御案内のとおり、保険会社の支払い漏れについては、平成二十年でございますが、二年ほど前でございますが、生命保険会社十社に対して業務改善命令を出しまして、これを踏まえて、現在各社で業務改善を、現在でも進めておるところでございまして、その中で、所要の調査を実施し、必要に応じて、二〇〇八年の七月からでございますから、期間がございますから、順次個別に追加の請求案内を行っているところでございます
要は、簡易保険の保険金支払い等の点検の実施についてです、事務ミス等による支払い漏れの点検や、お客様に支払い請求を勧奨すべき点検について行うとしまして、その準備に入っておりますということをおっしゃっております。
それから、第二点のお尋ねのございます支払い漏れの原因ということでございますが、支払いの検証結果を待ってその詳細な発生原因を特定していかなきゃいけないわけでございますけれども、民間の例等を見まして、現時点で大きく二つの原因が想定されるというふうに考えております。 一つは、事務ミスでございます。
二〇〇五年から二〇〇八年にかけまして、損保会社や生命保険会社に対する不払いや不適切な支払い、あるいは支払い漏れ等々に関連して、相当な件数の業務停止命令あるいは業務改善命令等々を発しておられます。それとの関連でいいますと、今回のこのかんぽ会社の不払いはどう取り扱うんですか。金融庁のお立場から御答弁いただきたいと思います。
それから生保の方は、「特約等の支払漏れ」というのがあって、十九年二月、生保全社に対して報告徴求、十二月、報告内容を精査、分析、二十年の七月三日、多数多額の支払い漏れが発生した生保十社に対し業務改善命令、合計三十七社、百三十五万件、九百七十億円、こういう記載があるんですね。
まずは保険料を取るところから始まりまして、保険の支払い漏れというのも細かいところで幾つもあって、約款上約束された支払いというものは、実はお客の方はわからないわけでございますから、細かいところまで保険会社の方がきちんと点検をして支払うべきものを支払う、これがやはり生保、損保に課せられた私は社会的責任であり、また同時に法的な責任でもあると。
○三國谷政府参考人 この支払い漏れ等につきましては、本来受け取るべき方にほとんど支払われていると承知しております。
実は、平成二十年七月三日に、多数、多額の支払い漏れが発生した生保十社に対し、業務改善命令がなされた。これは、十九年の二月に生保会社に対して報告徴求がなされて、これは特約等の支払い漏れ案件です、こういうことがあって、合計三十七社、百三十五万件、九百七十億円、こういうものが、金融庁から業務改善命令が出されて、保険契約者に払われた。
○三村政府参考人 平成十七年以来、御指摘のように、各保険会社におきまして保険金等の不払いや支払い漏れといったような問題が明らかとなってきております。
もともと、不払いと支払い漏れがありますけれども、支払い漏れが起こった原因というのはやはり請求主義が最も大きな原因だったと思いますので、その請求主義を、基本的には請求主義でありますけれども、支払い漏れが起こらないように保険会社の方に徹底をしてもらうように、いろいろな意味で今改善をしていただいております。
次に、保険金等の支払い漏れでございます。 これは事例といたしましては、例えば、給付金の請求に必要な診断書に入院と手術の記載があったけれども、手術欄ではなく経過欄に記載があったため手術名を見落とし、入院給付金のみを支払い、手術給付金を支払っていなかったといったような事例でございます。
また、平成十七年以降、生命保険会社における保険金の不適切な不払いを初めとして、生命保険会社の保険金等の支払い漏れ、損害保険会社の付随的な保険金の支払い漏れ、第三分野における不適切な不払い等が次々と明らかになってまいりました。
保険法案に関する意見陳述に先立ちまして、一昨年来、付随的保険金のお支払い漏れ、保険金の不適切な不払い、火災保険等の保険料誤りなどの問題によりまして皆様に多大な御迷惑をおかけしましたことにつきまして、損害保険業界を代表いたしまして改めて深くおわび申し上げます。
今、各生保、損保等が支払い漏れあるいは不適切な不払い、それは説明義務ということもありますし、いろいろ管理が不適切であったというようなこともあったと思うんですが、こういう不払い問題という視点が保険法改革との関係でどうであったのかということをお伺いしたいと思います。
○三村政府参考人 不適切な不払いと支払い漏れの区別でございますが、不適切な不払いと申しますのは、例えば保険金の請求があった場合に、本人が病名を知っていながら告知していなかったと判断をして会社が支払いを拒んだような事例でございます。 支払い漏れと申しますのは、例えば、本体の生命保険金は支払われておりますけれども、入院をされていたとかそういったいろいろな特約がついてございます。
○倉田委員 ただいま伺って少しびっくりしたんですけれども、生命保険で不払いが千四百何件だ、支払い漏れが百三十一万件だと。この支払い漏れと不払いというのはどこが違うんですか。その辺が一つ。
○三村政府参考人 生命保険会社の支払い漏れにつきまして申し上げます。 保険金額の支払いは過去五年間で約百十五兆円でございまして、支払い漏れの占める割合は〇・〇八%でございます。
○渡辺国務大臣 六八%という数字に対してのコメントはいたしませんけれども、民間の保険会社が支払い漏れを起こして、それに関してお客様に請求案内を出した、それに対してどれくらいのレスポンスが返ってくるかということは非常に大事なポイントでございます。
○渡辺国務大臣 民間の保険会社の支払い漏れ調査においては、請求案内を受けた契約者が自分の契約内容について的確かつ効果的に把握できる体制を構築することが重要であります。生保各社において体制の検討が進められる中で、中には、みずからの経営判断で支払い漏れ調査に関する専用の電話相談窓口をフリーダイヤルにより開設しているケースもございました。
○渡辺国務大臣 社保庁の問題についてはコメントはいたしませんけれども、生保会社の支払い漏れ問題については、現在各社からの報告内容の精査、分析を進めているところであります。各社の支払い漏れ調査の対応について、まだ最終的な評価を行う段階にはございません。
そこで、今回の保険会社においての支払い漏れの原因の一つとして、いろいろ調べてまいりますと、診断書の記載内容の見落としですとか見誤り等々の問題が起きております。したがいまして、診断書の様式の改訂というものをお願いするとか、あるいは医師向けに診断書の記載上の留意点、こういったものを作成するなどの取り組みを行っている保険会社もございます。
また、付随的な保険金の支払い漏れに関しましても、本年六月末に全社が調査を完了しております。いずれも、お支払いをほぼ完了するとともに、再発防止の徹底を進めているところでございます。 発生した原因について御説明申し上げます。
これは、営業社員も含めて全社挙げて今回の支払い漏れ調査を行った結果ということかもしれませんが、一方で、この支払い漏れ問題の深刻な影響により、消費者の生保離れが起きているんではないかという見方もございます。 今回の決算についてどのように受けとめていらっしゃるのか、お伺いをいたしたいと思います。
早速でございますけれども、今お話が参考人からもございましたとおりでありますが、十二月の七日に生保の支払い漏れ調査の最終結果が出されまして、平成十三年度から十七年度までの五年間に、三十八社の合計で約百三十一万件、約九百六十四億円もの不払い、支払い漏れが判明をいたしました。
○西原政府参考人 十九年六月末の公表ベースで集計したものでございますが、これによりますと、付随的な保険金の支払い漏れの件数と金額、これについて二十六社合計で、件数では四十九万五千五百五十八件、金額でございますが、三百八十一億五千九百万円となってございます。
そこで、まず確認をしておきたいんですが、現時点での支払い漏れの総件数、合計金額、生保、損保、それぞれについてお答えいただきたいと思います。
まず、生保各社から支払い漏れの調査報告の内容をもらっておりますので、これを分析しております。精査、分析に当たっては、単に支払い漏れの件数、金額の多い少ないだけではなくて、業務執行体制の改善がなされていたのかいなかったのか、そういう観点も含まれております。
○佐藤政府参考人 一昨年来、保険金の不払い、支払い漏れ等といった利用者保護に欠ける問題が生保会社及び損保会社において明らかになっていくということは、保険事業に対する保険契約者の信頼を損なうということで、極めて遺憾でございます。 御質問いただきました不払い、支払い漏れ等の要因といたしましては、主要なものとして以下のような点が考えられると思います。
○山本国務大臣 生保の保険金や失効返戻金等の支払い漏れにつきましては、本年二月に全社三十八社に対して報告を求め、四月に各社より調査の進捗状況等の報告がなされました。 一般論として申し上げれば、失効返戻金の支払い漏れの背景に、架空契約等の不正契約の存在が考えられるところでございます。
○佐藤政府参考人 いわゆる不適切な不払いというものと支払い漏れという、大きく二つカテゴリーがございます。 不適切な不払いにつきましては、本来支払うべき保険金等の請求に対して、保険会社の不適切な判断により不払いを決定したものでございますから、これは約款に違反するということであろうかと思います。
○佐々木(憲)委員 このパネルを見ていただきたいんですが、「契約者に不払い・支払い漏れ」、先ほど説明がありましたように、大変な金額であります。しかも、これはまだ一部なんですね。しかもまだ調査中で、最終的な数字は確定しておりませんが、それでも大変な状況でございます。
また、支払い漏れにつきましては、三十七社、四十四万件、三百五十九億円でございます。 損保会社におきましては、第三分野の不適切な不払いが二十一社、五千七百六十件、約十六億円でございます。また、付随的な保険金の支払い漏れにつきましては、二十六社、三十二万件、百八十八億円でございます。
○谷口(隆)委員 これも先ほど会長の御報告のところであったわけでございますが、付随的な保険の支払い漏れが、二十六社四十七万件、三百四十九億円ですか、第三分野のところでは、二十一社五千七百六十件、十六億円と。 このように見ますと、これは個社の問題ではない。
一方、事務ミス等による支払い漏れにつきましては、二千百七十四件、その発生率は、支払いの査定をしてお支払いをした件数を分母、四百三十万件だったと思いますが、これに対してもやはり〇・〇五%となっております。なお、付言いたしますと、事務ミス等による支払い漏れにつきましては、直近の平成十七年度単年度では、以前に比べて徐々に改善しておりまして、二百五十三件、発生率が〇・〇三%程度となっております。
そうした大きな危機を乗り越えられ、中には、二〇〇〇年前後に生保危機がありまして破綻された生保もあるわけでありますけれども、皆様方はそれを乗り越えてこられて、今は順調に進みつつあるところ、そんなふうに思っておりますけれども、そうした中で、今回の不払い、支払い漏れ、こうした事件が発生したわけであります。