1977-11-22 第82回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号
○田中(和)政府委員 いま先生御指摘の部分は、「油温が約八十度Cの熱油であったため、バルブ操作等をしていた操油課員等は、直ちに、防油堤外に避難したが、その際、T−二七〇タンクからT−二七一タンクヘ送油するバルブが開かれたままとなっていたため、そのバルブが閉鎖される二十三時十五分頃までにT−二七一タンクに収容されていた油のうち約六千五百KL(十五度C換算)がT−二七〇タンクを通じて流出した。」
○田中(和)政府委員 いま先生御指摘の部分は、「油温が約八十度Cの熱油であったため、バルブ操作等をしていた操油課員等は、直ちに、防油堤外に避難したが、その際、T−二七〇タンクからT−二七一タンクヘ送油するバルブが開かれたままとなっていたため、そのバルブが閉鎖される二十三時十五分頃までにT−二七一タンクに収容されていた油のうち約六千五百KL(十五度C換算)がT−二七〇タンクを通じて流出した。」
○田中(和)政府委員 先ほど来申し上げておりますように、委員会で訂正されたものでありますので、当時の委員長の木原博、これは東大の名誉教授をやっておられた方でありますが、にお尋ねいたしましたところ、当該部分、すなわちそのバルブの操作ができなかったことの理由として挙げられております「油温が約八十度Cの熱油であったため、バルブ操作等をしていた操油課員等は、直ちに、防油堤外に避難した」という部分については、
○矢山委員 その話はいつお聞きになったのかということが一つと、それからもう一つは、この事故が現に起こったときに、操油課員は防油堤外に避難しておったということは間違いないでしょう。そこをどう認識しておられますか。
(3)本件事故発生時における油温は八〇度Cであったごとが記録されているが、かりに維持温度五〇度Cで使用されていたとすれば重油そのものの持つ性質が低温度である程粘性が高められるのであるから貯槽からの流出速度は減じられ、また構内のあたり一面、油のガス化、または油しぶきも立ちこめることも第二次的災害発生の危険も生ずることなく、また操油課員等もさして生命に危険を感じることなく、即時バルブ操作を行い得たことであろうと
〔委員長退席、林(義)委員長代理着席〕 それから、事故後の被害拡大防止の措置などについてもいろいろ御指摘の点はすべて問題点であったのでございまして、ただ簡単に申し上げますけれども、そういう事故が起きた後に、生命の危険にさらされている操油課員ら関係者がいま現場にいるわけでございますが、それらが生命の危険を冒してまで交通弁の閉止の措置をとらなければいかぬというところまで、果たして刑事責任が問えるのかどうか
「油温が約八十度Cの熱油であったため、バルブ操作等をしていた操油課員等は、直ちに防油堤外に避難したが、その際、T-二七〇タンクからT-二七一タンクヘ送油するバルブが開かれたままとなっていたため、そのバルブが閉鎖される二十三時十五分頃までにT-二七一タンクに収容されていた油のうち約六千五百kc(十五度C換算)がT-二七〇タンクを通じて流出した。」こうなっておるのであります。
操油課員はそこへ、現場へ直行すると同時に、私たち製油所に備えてある化学消防車を現場へ急行させております。操油課員は、二十時五十分ごろから五十五分にかけまして、装置から落ちてくる油をほかのタンクに切りかえております。それから、二百七十番のタンクの液面が高くて、隣の二百七十一番の液面が低いものですから、油の漏洩を防ぐために、量を少なくするために油を移しております。