1978-02-22 第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号
けさほど来議論が出ておりましたが、御承知のように瀬戸内海の中でも特に播磨灘一帯が大規模な赤潮発生地域としての様相を持ってきたということが明らかになってきたわけです。
けさほど来議論が出ておりましたが、御承知のように瀬戸内海の中でも特に播磨灘一帯が大規模な赤潮発生地域としての様相を持ってきたということが明らかになってきたわけです。
去る八月二十七日播磨灘一帯に異常発生した赤潮は、二十八日夜半になって香川、徳島両県沖合いに迫り、二十九日未明には沿岸の養殖ハマチが甚大な被害を受けるに至ったのであります。私たちは急遽調査日程を変更し、最も深刻な事態に見舞われた香川県引田町の漁業協同組合を訪ね、被害の概況と対応策を聴取、あわせて赤潮汚染の状況を調査したのであります。
今回発生をいたしました赤潮の被害状況でございますが、八月下旬、具体的には二十七日のころだと思いますが、それから九月の上旬にかけまして播磨灘一帯で発生をいたしております。
○恩田説明員 今回、八月下旬から播磨灘一帯で発生いたしました赤潮によります漁業被害は、九月七日現在で取りまとめたところ、被害額三十一億、ハマチの死亡数三百三十一万尾ということでございます。
引き続いて八月二十八日から三十一日まで播磨灘一帯を襲ったものでありますが、そのときにはハマチが百六十万匹殺され、その被害は十数億に上っている。こういう点で、わが日本社会党は直ちに調査団を派遣をして、現地に対する調査をいたしました。 そういう中から幾つかの問題点が出ております。緊急的な対策と、それから恒久的な対策の二面に分けて問題を整理したいと思います。
そういう珪藻の赤潮に引き続きまして、実は恐らく夜光虫の赤潮が出現するだろうということを、そのとき指摘しておいたわけでございますが、二月の中ごろから現在に至るまで、播磨灘一帯にわたりまして夜光虫赤潮が増殖しております。 いま委員の先生方には図を一枚お渡ししてございますが、まず、珪藻類が二月に、無機態の窒素や燐、それからある種のものにつきましてはビタミンを用いまして、増殖してきた。
水島の翌日でたいへんタイミングが悪過ぎると、発表をおくらすというけしからぬ一件もあるわけですけれども、この水島と同じようになっていれば、これは大阪湾、神戸港、それから播磨灘一帯は油の海で、瀬戸内海は死の海になるわけです。たいへんな事故になるところでしたけれども、一体このあわや水島という事故の原因ですね、これは神戸の場合どうして起こったのか、簡潔でけっこうですので、お答えください。
○木下委員 そこで特に申し上げたいのは、瀬戸内海におけるあの赤潮による被害の問題でありますが、これは御承知のように、昨年の八月初めに瀬戸内海、播磨灘一帯を襲った赤潮によりまして、兵庫県、岡山県、香川県、徳島県、この周辺一帯で大きな被害が出ておりますが、たとえば、特に養殖ハマチに甚大な被害を与えております。この被害額はどのようにつかまれておりますか。