2013-10-21 第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
もともと、重就が行った検地は、困窮農民の撫育、いわゆる救済を意図としていた、こういうふうに言われているわけでありますが、いつの世も同じであります。
もともと、重就が行った検地は、困窮農民の撫育、いわゆる救済を意図としていた、こういうふうに言われているわけでありますが、いつの世も同じであります。
例えば炭酸ガスの排出規制の問題で、森林を撫育することが炭酸ガスを吸収するので、各企業もそういうことに努力するということになりました。ところが、そのことの結果は何かというと、オーストラリアに植林をしているという姿です。これは安いからですね。しかし、そういうような形での環境政策というのは本当に日本のためになっていると言えるでしょうか。
そこで、この法律の性格についてでありますが、アイヌの領土であるアイヌモシリを侵略し、自国に編入した日本国が、旧土人という先住民、旧土人と称する異民族を自国民として同化させ、また狩猟民であった旧土人を農耕民として撫育しようとしたものと理解していますが、いかがでしょうか。 明治二十六年、第五回帝国議会におきます北海道旧土人保護法に対する加藤政之助議員の報告をちょっと読みます。
それから、第二番目の人減らしの方は、これは二万人体制に減らしていくということでございまして、そして伐木あるいは撫育、それを民営化していこうということでございますが、先ほども触れましたし、後でもう一度立ち戻りますように、今や山村には受け皿になる労働力がない。
最近は山におきましての撫育あるいは造林、そういった山に対する従業員も林業関係の組合が非常に困っているということが言われております。結局はある程度の処遇問題がそこに発生しておると思うんですね。
十五本の五年ないし十年の長期計画を持っておりますところの公共事業は、当然これは入ってまいりますけれども、国民所得計算上のIGに、政府投資に入ってくるものはそのほかにもありますものですから、それを含めて考えなければなりませんし、今御質問ございました森林に関しましては、これは造林のようなものはまさに公共投資的な性格がありますけれども、あるいは撫育に関しましては、維持的なもの、こういうランニ ングコストみたいなものについてまでそういう
森林の持つ公益的な機能を重視するのはもちろんですが、そのためにも植林や撫育が必要です。にもかかわらず、これを手抜きしてもっともらしく外材輸入を正当化しようとするのは間違いです。それに、本当に今、緑を必要としているのは大都市ではありませんか。 総理、東京の大気汚染防止の抜本策についてお伺いしたい。
しかし、現実に本当にこのまま撫育をしないと林相が守られるかどうか。植林した木そのものが今施業を受けないと、大切な時期を迎えているところがたくさんあるわけでございます。そこで、この分収育林制度について、税制上の優遇措置というものをどう考えているのか、また考えたことがあるのか、お伺いするわけでございます。
そういう意味で申しますならば、今回の法律に出ておりますような分収林というのもむしろ考え方は逆でございまして、国有林の中に民間の力を入れるというよりは民有林の中に国の力を入れて民有林をできるだけ代行造林し、あるいは代行で撫育をし、そして、先ほど申し上げましたような日本全体としての理想的な林相を整えていく、こういう方向でもって物を考えるべきではないだろうかと思うわけでございます。
昔、うちのおやじ方は撫育、撫育という言葉を使っておったのですが、なでる、育てるということ、これは今でも林野庁が使っているんでしょうかね。今は保育だけでしょうかね。やはりなでて育てるという気持ちがないと雪から守れない、降雪から守れない、風雨から守れない、こういうような感じがしてしょうがないのでございます。
特にこの地帯は久慈川流域と並んで林業地帯として発展したところでありますが、車窓から見る森林は、林家が長年にわたって労力と資本を営々とつぎ込み、将来の収穫を楽しみに撫育してきたもので、その森林の相当部分が一瞬にしてあたかも針山同然の卒塔婆の立ち並ぶ白い山と化し、もはや木材としての価値がほとんど失われるという無残なことになったのであります。
しかし、その山林労働者というのは、伐木にしても造材にしても、あるいは枝打ちとか下刈り等の撫育、植林にしても、現在すべてこれは日雇いですよね。雪が降ったら働けない、雨が降ったら働けない。一カ月に十四日や十五日働いて、若い者がどうして生活できますか。だから、もう五十歳代以上の、老齢化してしまって、二十歳代の山林労働者というのはいま私の奈良県では恐らく一人もいないですよ。
○稲田(裕)政府委員 御指摘の扇状地につきましては、土石流を無害化するために、砂防林の造成というものを行っているわけでございますが、それの撫育等に関しまして、施肥をしながら現在実験的にやっております。
ですから、植林の期日を初め撫育作業、そういうものが全部はっきり記録されておるわけです。そういうものを一つずつチェックしていけば、明らかに食害の発生がそういう原因によって起こったことははっきりわかるわけです。現地の人たちは、そのことがなぜ文化庁では理解できないのか。
また、職員一人一人が森林に対する深い愛情を持ち、細かい心配りをすることが大切でありますので、第一線の現場管理者が率先して森林施業に従事し得るような体制の確立を図りますとともに、直接森林に接する機会の少ない間接管理部門に属する職員につきましても、森林の撫育に当たる機会を設けるなど、森林を愛護する心情と使命感を醸成するよう努めてまいりたいと考えております。 第五に、収入の確保でございます。
ただ、これは金がなかったからやらなかったのか、あるいは怠けてやらなかったのか、その辺は私わかりませんけれども、もし現場にそういうような問題があれば、これは確かに非常に問題があるというふうに考えておりますし、そういうことのないようなやはり保育なり撫育なりをやっていかなければいけないというふうに考えておりますから、もし現地にそういう指摘があれば、その辺は十分われわれも悪いものは直さなきゃいけませんから直
しかも、林野庁はそういうことを市町村には非常にやれということで、撫育でも何でも補助金もくれるし、いろんなことでもって奨励しているんですよ。奨励していることを、きょう午前中にも言ったようなぐあいに御自分の方ではおやりにならない、そんなに金かけられない、金がない、赤字だと。これはもう本末を転倒していると思うんです。
だから、これからの改善計画の中でこうした植林地の撫育をどういう角度でおやりになるのか、この基本的な考え方を、ひとつ長官の方がいいかと思いますが、これは長官でなくてもどなたでも結構です。林野庁としての今後の改善計画の中で撫育にかける基本的な姿勢、そういうものをひとつお聞かせ願いたいと思います。
その山奉行が、とにかく木を育てよう、育てることが治山治水に十分な効果をあらわし、国土の保全につながり国民経済を潤すという、そういう観点に立って、本当にこれは保育というよりも撫育ですわな、なでて育てるというような感情でやっておったと私は思うのでありますが、民間じゃ、早く育てたい、早く売ってもうけたいという、それもありましょうからでありますが、とにかく、余りにもいまの林野の山のつくり方というのは、本来民間林業
それと同じようにやれとは言いませんけれども、せめてあれの十分の一くらい一般国有林の保育、撫育に力を入れるべきではないかというふうにつくづく感じました。りっぱなものであります。 しかし、それだけではありません。
そうしますと、たとえば植林、撫育その他財産的価値のある投資については、これは赤字じゃないんです。何十年か後に必ず返ってくるんですから。会計検査院は、それらを将来的に見てもそんなにかけたらやっぱり赤字になるだろうというふうな報告もしております。林野庁もそういうふうな見解を発表しております。しかし、ここには貨幣価値が明治以来ずっと上がってきている。
その前からも非常に国有林のそういう撫育その他というのは問題があったというふうに思っております。こっちにまだ写真がありますけれども、時間もあれですから。 全体として山林経営、それはなぜだと、私はいま長官が言われた財政の問題があると思うんです。もともと山林経営の財政を特別会計で一年一年のプラスだマイナスだというところに私は国家百年の計を誤る山荒らしの原因があるんじゃないかと。
これはもうたくさんの例がありますが、その一番大きな原因は撫育をちゃんとやらなかったこと。撫育、後の下草刈りだとか、そういうふうな枝払いだとか、いろんなことをよくやらなかったこと。これらが非常に大きな原因になっているんです。 そして、なおかつ林野庁は、農林省の林野行政でいいますと、都道府県や市町村については、下草を刈りなさい、間伐をしなさいと行政指導しているんです。