1972-05-11 第68回国会 衆議院 決算委員会 第10号
○丹羽国務大臣 御承知のとおり八十三線は、たしか四十三年国鉄諮問委員会で、撤去線として諮問の結果勧告をされた線でございますが、これらにつきましては、まだ私のほうといたしましては、これを妥当と必ずしも認めておりません。いわゆるオーソライズされてない線でございます。
○丹羽国務大臣 御承知のとおり八十三線は、たしか四十三年国鉄諮問委員会で、撤去線として諮問の結果勧告をされた線でございますが、これらにつきましては、まだ私のほうといたしましては、これを妥当と必ずしも認めておりません。いわゆるオーソライズされてない線でございます。
○丹羽国務大臣 いまの新線といわゆる撤去線の問題におきまして、始終先般から御指摘をいただきまして、私、率直に申しまして、まことに恐縮に思っておる次第でございます。これを早く調整することが、これは私の責任であります。これを必ず調整をいたしまして、国民に誤解を与えないように、せっかく貴重な国民の税金を使ってやる仕事でありますので、むだのないようにやりたい。
先ほど大臣から撤去線のことが話されましたが、私はこの微衷線の問題だけは断じてこれは許せない、延ばせない問題だと思うのであります。申すまでもなく、戦争中に、戦争が終ればこれはつけるのだというわけで、無理にこれは引き離した。しかもその撤去線には、発生は、地方鉄道などで無理に無理に資金を重ねてようやく鉄道を引いた。それが国鉄に買収されて国鉄線になっておった。それがさらに撤去されたというわけであります。
現在におきまして、改良費ということをやかましく申しませんので、いわゆる工事費をもつて充当するという形になると思いますけれども、新線建設とそう実質的に違わない面もございますので、私の考えでは、補正予算が出されます場合におきましては、三十億なら三十億、その中に新線建設費とこう書いて括弧して戦時中の撤去線の復活の経費を含むというふうに補正をしていただいたらよいのではないか、こういうふうに考えておるわけでございます
撤去線あるいは中止線のみをとるのではないかというふうに御理解になつているやに、私間違いかもしれませんが、お聞きいたしたのであります。これは撤去線を第一にするとか、次には工事中止の線を拾うとか、こういうことはおそらくないと思います。
ただいまのところ建設線は、敷設法の予定線中から、建設に要する経費を一旦計上いたしました線路と、しからざる予定線に上つておりまする線路と、予定線にはございませんが、最近の経済事情の変化により、緊急着手を必要と認められるもの、並びに戰時中営業いたしておりました線路を営業を停止いたしました、いわゆる撤去線等の範疇があると思います。
なお魚沼線、上越西線については、今回は遺憾ながら親しく視察する時間がなかつたのでありますが、魚沼線は信越本線来迎寺から上越線西小千谷に至る路線で、いわゆる撤去線の一つであります。また上越西線は、北陸線直江津から分岐し、中頸城郡、東頸城郡を横断して、上越線六日町または越後湯沢に至る路線でありまして、上越西線というのは仮称であります。
もう一つ、他の観点からこの問題を取上げて見ますと、事務当局のほうから撤去線の状況について資料の御提出がありませんから、詳しくは申上げかねるのでありますが、すでに線路ができて汽車が動いていたわけです。そういう線が復旧しないときに新線のほうを先にお取上げになることは、本当の国利民福から前後緩急はどつちだろうという点について、政務次官はどういうふうにお考えになつておりますか。
○政府委員(足羽則之君) 初めに、先ほど御質問がありました撤去線のことでございますが、ちよつと間違えましたので、訂正をさして頂きたいと思います。戰時中に営業休止をいたしまして撤去した線を含めて約二十線でございますが、そのうちで現在八線復活いたさないで、十二線復活いたしております。
○東隆君 先ほど堀木さんの質問に、次官は撤去線は新線と認めるのだ、こういうお話でありますが、計上されております新線は、優先をして勿論やつて頂けるものだと、こう考えてよろしうございますか。
陳情第五二号、女川駅、雄勝間鉄道敷説促進に関する陳情、陳情の要旨は雄勝町の発展が目ざましく、石巻線の敷設延長が痛惑されているから、速かに女用駅より雄勝まで延長敷設して欲しいというのであります 以上請願十一件、陳情四件は、いずれも敷設法予定線か、工事中止線又は撤去線の復活要求でありまして、委員会におきましては、審議の結果、交通幹線としての鉄道網の完成と産業の開発、文化の向上、民生の安定等の点より願意
なお撤去線にして復活の必要のあるものは、やはりこれは過去の沿革的な権利と申しますか、特権と申しますか、とにかくそういう既成事実を、戰争の秋という事情でゆがめたという点の是正は、いたさなければならぬという感じを持つておるのでございます。 次には、今度は日本が国内的に非常に多くの領土を喪失いたしまして、従つてその狭い国土のうちに、多数の人口をもつて生存をしなければならぬ。
次に山陰線の江原駅より出石に至つておるところの、元出石鉄道という地方鉄道の線路の撤去されている状況を見て参りましたが、これは昭和十七年の風水害によりまして、丸山川の橋梁が倒壞してそり復旧が遅れた関係上、この出石鉄道の営業状況が非常に惡かつたという関係から、昭和十九年の政府の撤去線に編入されまして。
次に、第五百三十三号、羽幌町、遠別村間に鉄道を敷設することに関する請願、第六百七十号、日田線の全通促進に関する請願及び第七百五十四号、青森、蟹田間鉄道復旧工事完成に関する請願は、いずれも沿線に資源も多いし、交通量も相当あるのだから、新線の敷設又は撤去線の復旧を行なつて欲しいという趣旨の請願でありまして、審議の結果は願意妥当と思われるから、内閣に送付を要するものと議決いたしました次第でございます。