1954-02-09 第19回国会 参議院 農林委員会 第6号
それに加えて先ほど言いましたように、撒粉器の普及というような問題から粉剤に対する希望がかなり出ておりますので、我々といたしましては、粉剤、乳剤の比率を、粉剤にやや重きを置くような考え方をしたのであります。
それに加えて先ほど言いましたように、撒粉器の普及というような問題から粉剤に対する希望がかなり出ておりますので、我々といたしましては、粉剤、乳剤の比率を、粉剤にやや重きを置くような考え方をしたのであります。
それから撒粉器と噴霧器の関係でありますが、現在撒粉器が非常に防除に能率的である、非常に簡単に短時間に防除ができる、適期防除ができて防除効果も上つて来るというような意味において、かなり撒粉器がもてはやされておる点もあるのでありますが、併し又農薬の種類によりましては、まだ粉剤で以て十分解決し得ないものもございます。又作物の種類によりましては、これは噴霧器でなければ工合が悪い。
こういう問題は、これからの時代におきましては、農薬を使つて、使つたほうが悪いのだというような考え方では、これはいかんと思うのでありまして、この農薬に対しまして、私は先ほど来いろいろ御質問もあつたようでありまするが、中座いたしましたので或いは重複するかも知れませんが、共同防除ということ、或いは動力によりまして大きな噴霧器、撒粉器を使うということで、いわゆる共同的な、又或る一面から行きますれば、病虫害の
、これはもう殆んど毎年起る問題で、特に本年等はそれらの三つから来る大きな原因が総対的な減収となつて、いろいろ問題になると思うのですが、そこで今お話の病虫害防除に対しましては、相当予算等も要求して、農機具等も急速に入れてこれらの実施に当りたい、こういう御意見でありますので、非常に賛成なんですが、そうしたことは毎年繰返しておりますけれども、なかなか実効が上らないという半面には、例えば噴霧器とか、或いは撒粉器等
そういうように指導することが、これが最も今重要ではなかろうか、そういう意味におきまして、これから改良普及技術員や何か大いに使いまして、そういう方面にこそ使いまして、有効に有益にやつて頂きたいというのが私の希望でありまして、これはできないことではないと私は思うのでありまして、村単位を以てやるといたしましても、こういうふうな方法でやりますれば、心ずやうまい方法ができるんじやないか、それによつて動力的な噴霧器や撒粉器