2021-06-08 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
それから、まだ小さな果実が、果実になったものが霜による被害を受けた場合でございますが、その後の摘果の作業におきまして、状況を十分観察した上でできるだけ良いものを見極めて残すようにするということを呼びかけておりまして、各県の普及指導センターなどによりまして地域の実情に応じた技術的対策が行われているものと承知しております。
それから、まだ小さな果実が、果実になったものが霜による被害を受けた場合でございますが、その後の摘果の作業におきまして、状況を十分観察した上でできるだけ良いものを見極めて残すようにするということを呼びかけておりまして、各県の普及指導センターなどによりまして地域の実情に応じた技術的対策が行われているものと承知しております。
なお、特に果樹の栽培におきましては、一般的に多くの実から一部の実を残してほかを取り除く摘果という作業が今後行われることになりますので、その中で具体的な被害が明らかになってくると考えられるため、引き続き状況を注視してまいりたいと考えております。
特に、リンゴの果樹においては、摘果や収穫調整、出荷に労働時間の多くが集中することから、農作業のピーク時における労働力の確保も大きな課題であると認識をいたしております。
果樹栽培については、一般的に過剰に枝に付いた果実を取り除く摘果の作業が今後行われることになりますから、この霜や低温についての具体的な被害、今後更に明らかになってくると考えられますので、引き続き状況を注視してまいりたいと思います。
昨年の八月の日本農業新聞で、近隣産地の若手農家でつくる団体が、この宇和島市の吉田町のミカン農家を支援しようということで、ボランティアで摘果作業を行うとか、助け合いで産地を必死で守っているという報道がありました。
労働力につきましては、これは果樹についてはやはり年間作業時間の半分が、例えばリンゴの場合には摘果、収穫、調製、出荷という形で集中してくるということもありますので、農作業ピーク時における労働力の確保、こういうことも必要だというふうに思っております。
そのためには、移植に適した苗、摘果すべき果実、餌の種類等を正確に見きわめたり、作業に必要な道具を適切に選択したりする能力を備えているかどうか、こういったところが肝心でありまして、これらはイラストや写真により判断できるということであります。
それから、果物の摘果、果樹の収穫でありますけれども、それを判断するのは大変難しいし、人間であれば一年一作のものは一回しか経験できないものを、AIにアプリ化して、三十年のものを二週間と言っていたと思いますが、でノウハウが身に付いてしまうという革命的なというんでしょうか、技術。
青森のリンゴなんかそうですけれども、剪定して、実すぐり、摘果やって、葉取り、枝取りとか袋掛けもあるし、収穫には本当に手が掛かる。その手の掛かる時期というのはある意味集中したりするんです。今までは隣近所のお母さんだとかお父さんだとかおばあちゃんだとか、みんな声掛けて手伝ってもらえるほど田舎にも人はいたんだけれども、今や声掛けて手伝ってくれる人たちもいないと、大変だというような話でありました。
個別の技術の伝承につきましては、これはその技術の性格にもよると思いますけれども、一つは、その技術をほかの人にも広く伝えたい、もしそういうことであれば、例えば、AIを使いまして、農家の方の目のつけどころ、どういうときにどういう摘果をするか等々、そういうところについてコンピューターで解析をいたしまして、それを新規就農者の方にもわかるような農業のやり方、こういうのを技術開発としても進めているところでございます
これは、私も、慶応大学の神成先生とNECソリューションイノベータが開発を進めております取り組みを、ちょっと現物を見せていただきましたけれども、熟練農業者の方がアイカメラをつけて、例えば剪定作業をする、また摘果作業をする、収穫をする際に、どういった視点に注目をして、そして判断をしているのか。
御指摘の摘果につきましては、どの果実を間引くかというのがポイントになるわけでございますけれども、AIを用いまして、若手の新規農業者が熟練農業者からどれから取ったらいいかといったようなのを、何というんですか、要するにノウハウを短い時間で学習できるシステムを構築して、人手の確保に役立つ取組が始まっているほか、ロボット化につきましては、先ほど申し上げましたように、今収穫作業の方に研究が集中しているところでございますけど
一番労力が掛かるところは何ですかというふうに経営者の方にお伺いをしたところ、摘果作業ですと。桃の実がもう、小さな実がたわわになっていました、小さな緑の実が。それを見て、品質をそろえていくために摘果をしていく、その作業が一番労働力が掛かるということでありました。
今、サクランボがこういう被害ですけれども、これから田植えをやって、そしてリンゴもやっている地域なので摘果もやって、そして、この地域は野菜も植えて、秋には米を収穫して、冬にはセリという鍋のものをつくって、一年じゅう、雪国なのに作物をつくりながらやっている地域で、その中でサクランボは名産ということなので、ぜひ応援をお願いしたい、こう思っております。
それよりも、家族農家で頑張っているところ、そういうところで、そういう農家の方々と寝食をともにして、土壌の管理、育苗、定植、施肥、防除、摘果、収穫、そして出荷まで全てを経験して、それによって農業というものの喜びそしてそういった苦労を経験することによって、本当に担い手は育っていくのではないかと私は思っております。
うちの母親は、無学な何にもわからない母親ですけれども、自分は子供を産んでいるからいい、だけれども、ちっちゃい子供には手伝わせたくないと言って抗議して、おかげで私は、摘果だとか袋かけだとか収穫とか、みんなその後も続けて作業をしましたけれども、農薬作業からだけは解放されたんです。こういう原体験があります。それが多分あったんだろうと私は思います。やはりこれはちゃんとやってもらわなくちゃならない。
あるいは、もう売れなくなる摘果したミカンを使って新しい商品を開発して販売していく。これらの事例が、今四百ぐらいの事例ですか、認定されているのがあるわけでございまして、この四百ぐらいの事例が多いか少ないかは別にしまして、それらの取り組みを農商工連携法に基づいてやっているわけでございます。
先ほど枝豆がありましたけれども、大豆と枝豆、何が違うんだと言うけれども、それは使うものはまるっきり同じものは使えないわけでありまして、私のところは今メロンの収穫が大変忙しいんでありますけれども、メロンも大きくするためには途中で摘果をしますから、そのときしたものは今まで漬物用として出していたものが、これもう完全に駄目だと。
それで、青く摘果したトマトもトマトソースに加工してやっています。まあこういう農業もあるということで、これから日本全国、農業がもっと活発になるように、大臣始め御関係の皆さん方の御奮闘を心から御期待申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
それから、果樹経営安定対策でございますが、摘果等の需給調整対策の取り組みが行われた場合においてもなお価格が大きく変動した場合、需給調整対策に的確に取り組んだ果樹経営者に対して補てん金を交付するものでありまして、今後とも果樹需給対策を徹底し、産地段階で策定された生産出荷目標をもとに計画的な生産、出荷に取り組むとともに、高品質果実を生産するための適切な摘果や適期収穫、あるいは選果の徹底等、厳選出荷に取り
その際に、リンゴにつきましては、今先生お話ございましたように、従来からの品質を高めるという意味で、摘花、摘果といった着果量の適正化、これは各地でやっておられます。これが基本技術ということで進めておりますので、今後、全国的な立場でこの需給調整対策をやっていくわけですけれども、そういう各地での取り組みも生かしながらきちんとした対応をしていきたいというふうに考えております。
生産が現状では減少傾向にありますけれども、この生産努力目標を達成するために、着色管理や摘果の不要な品種、あるいは現在の主力品種にかわる新しい高品質品種の育成、普及、また、新しい台木品種等を利用した矮化栽培の推進等、需要の維持拡大また生産の省力、低コストのための取り組みを推進していくことが課題であるというふうに考えているところでございます。
○玉沢国務大臣 平成十一年産の温州ミカンにつきましては、いわゆる表年に当たりまして、早くから生産過剰が懸念されたことから、昨年五月には、果樹農業振興特別措置法に基づく生産出荷安定指針を策定しまして、摘果の強力な推進、出荷量の調整等を指導してきたところであります。また、これらの措置に加えまして、消費拡大、加工仕向け量の拡大等の対策により、需給の均衡回復に努めたところであります。