2018-04-05 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
分母である国内消費仕向けとは、生産者などから供給された食料の供給であり、供給された後に実際に摂取したかどうかは問わないものでございまして、食料自給率の計算は、実際の消費量、いわゆる摂取ベースの計算とはなっていないというのが現状でございます。
分母である国内消費仕向けとは、生産者などから供給された食料の供給であり、供給された後に実際に摂取したかどうかは問わないものでございまして、食料自給率の計算は、実際の消費量、いわゆる摂取ベースの計算とはなっていないというのが現状でございます。
米の消費量もほぼピークの半分になってしまったということが、まさに当時千九百三十二カロリーですか、現在は供給ベースで二千六百、摂取ベースで二千百弱だと思いますが、そのうち千四百カロリーしか国内でやっていない。 これはまさに、国民がみずからの懐とそして嗜好の結果としてそういう食生活に変化をしていった結果、自給率というものが下がってしまったという一番大きな原因であろう。
その際におきましても、四百八十万ヘクタールということの農地をベースとして、今の食生活とはかなり違いますけれども、お米や芋類ということにつきまして、かなり数十年前の状態に戻るというようなことを前提に置けば、二千カロリーといった摂取ベースでの食糧供給は何とか賄えるという試算もしたことがあるわけでございます。
また、他方、厚生省が計算をしております摂取ベースでのカロリーも二千百カロリーから二千カロリーに六十年度の基準を下げておるというような状況もございます。そういう意味で、二千五百カロリーの総熱量の中で、バランスのいいたん白質、脂質、でん粉をとる形で、いまさっき申し上げました自給率を計算したわけでございます。
どっちがほんとうかと言われますけれども、厚生省が国民栄養調査等で公表いたしております摂取ベース、実際に人がどれだけ食ったかというその摂取ベースで厚生省はカロリーの計算をいたしております。その場合に、やはり残飯と申しますか、消費する場合にロスというものが当然含まれていないのですね。幾ら口に入ったかというそのカロリー。農林省は消費ベースで、ロスとかそういうのを見込んだもので考えております。