1950-03-25 第7回国会 衆議院 法務委員会 第18号
それは過般参議院の法務委員会におきまして、いわゆる警視庁の搜査当局が、調書に吉田総理の名が出ておるということを自白しておるのであります。これは一体いかなる事実に関して吉田総理の名前か出ておるのであるかということが一点。
それは過般参議院の法務委員会におきまして、いわゆる警視庁の搜査当局が、調書に吉田総理の名が出ておるということを自白しておるのであります。これは一体いかなる事実に関して吉田総理の名前か出ておるのであるかということが一点。
○花村委員長 最後に搜査当局の実務上の体験に基き、搜査機構、科学搜査等について、将来のあり方につき御意見を簡單に承りたいと存じます。まず国家公安委員長辻二郎君。
○梨木委員 ですから搜査当局は公表しないが、他の方面からこの点が公表された、こういうふうに承つてよろしいのですね。
責任のある搜査当局から発表をいたしましたこと以外は、搜査に從事しております者は発言をしておらないと思いますが……。
○説明員(横大路俊一君) まだどうなるか分らない被疑者に対して、恰もそれが犯罪者であるかのごとく書きます場合には、それは本人から名譽毀損の訴を起すなりいたすことが適当かと思いますが、搜査のことについていろいろ書きますのは、これはむしろ檢察当局自身がそういうことを新聞社の人に感付かれるといつたような場合に、すでに自分に欠点と申しますか、弱点があるのではないかと思いますので、これは搜査当局の方で嚴に祕密