1969-03-19 第61回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
益金算入すると、期末に損金引き当てする分よりもそのほうが大きいから、結局は返済をするんだという言い方だと思います。これは、貸倒引当金というものは貸し倒れの危険に備えるためにあるという性質から申しますと、債権額が多くなればそれだけ引き当てを多くせざるを得ないのは当然だと思います。
益金算入すると、期末に損金引き当てする分よりもそのほうが大きいから、結局は返済をするんだという言い方だと思います。これは、貸倒引当金というものは貸し倒れの危険に備えるためにあるという性質から申しますと、債権額が多くなればそれだけ引き当てを多くせざるを得ないのは当然だと思います。
その資産を取得に先だち事前に損金引き当てをするということは税制の根本的建前を著しく変更させるということが一つの非難の論拠でございますが、この点に関しまして、これはただいま差し上げました書類の一番最初の書類に税制上検討すべき問題点というのがございます。これが大体反対意見でございます。