1981-04-17 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
ただ、いま御指摘にもございましたように、南側から援助機関的性格というような議論があった結果でき上がっておりますものは第二の窓の方で、生産性の向上とか新市場の開拓とかいうような若干援助的色彩を持っておる、中間形態みたいな感じが入っていることは事実でございます。
ただ、いま御指摘にもございましたように、南側から援助機関的性格というような議論があった結果でき上がっておりますものは第二の窓の方で、生産性の向上とか新市場の開拓とかいうような若干援助的色彩を持っておる、中間形態みたいな感じが入っていることは事実でございます。
しかしながら、現実問題は、先生のお話のごとく、経済協力と申しますか、援助と申しますか、援助的色彩の多い借款供与というものがふえてまいりますれば、それはだんだんと経済協力基金のほうになじむという問題が出てまいります。だんだんこのような色が濃くなっていくのではないだろうかと思うのでございます。
○政府委員(大月高君) 結局、低開発国の援助になるかならないかという実体の問題は、一つはコマーシャル・ベースをはずすかどうかという問題が一つあると思いますが、これは各国の経済援助におきましても、回収ができるということは前提にいたしておるわけでございまして、回収ができるうちで一般にコマーシャルと考えられておる分野を踏み越えておれば、これは援助的色彩が非常に強い。