1977-03-11 第80回国会 衆議院 外務委員会 第3号
そればいまデタント、緊張緩和の方向に世界が向かっているのに、食糧の問題でいわゆる自由主義諸国のみ、これが途上国に対するいわば抱き込み工作、援助工作というものの拠点になりはしないだろうか。ソ連と中国の未参加という問題をそういうふうに懸念するのは私の取り越し苦労かもわかりません。しかし私は、外務省あるいは外務大臣のこれについての考え方をお聞きしたいと思います。
そればいまデタント、緊張緩和の方向に世界が向かっているのに、食糧の問題でいわゆる自由主義諸国のみ、これが途上国に対するいわば抱き込み工作、援助工作というものの拠点になりはしないだろうか。ソ連と中国の未参加という問題をそういうふうに懸念するのは私の取り越し苦労かもわかりません。しかし私は、外務省あるいは外務大臣のこれについての考え方をお聞きしたいと思います。
問題の収拾を真にこいねがうならば、やはり北ベトナムの南越の破壊分子に対する援助工作というものをやめて、そして両方とも武器を置いて和平のテーブルに着く、そういう点を目標にして努力すべきである、こう考えております。