1965-03-15 第48回国会 参議院 予算委員会 第12号
いま金兌換を停止しているということでありまして、そのことから直ちに不換政府紙幣ということになろうとは、私は考えておらないのです。ここは私も専門ではございませんから、また議論があろうかと思います。
いま金兌換を停止しているということでありまして、そのことから直ちに不換政府紙幣ということになろうとは、私は考えておらないのです。ここは私も専門ではございませんから、また議論があろうかと思います。
日本銀行が貸し出しを非常にふやしていく、それが一兆何千億の貸し出しが恒常化した場合、こういう状態が恒常化してくれば、不換政府紙幣と同じような影響を及ぼしてくるのではないかと思う。還流がなくなるということですね。銀行券の特色は貸し出したものは還ってくるということです。ところが不換政府紙幣の場合は出しっぱなしですね。還流がない。税金でとる場合には還流がありますけれども。
最近の土地の問題、土地を担保とする貸付、それから不換銀行券と不換政府紙幣との相違はどこにあると思いますか、総裁この点伺いたい。