1985-08-16 第102回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
現在、墜落現場の機体の残骸と海上からの揚収物件の収容、情報の収集に当たっております。八月十四日の午後にはボイスレコーダーとフライトレコーダーが発見されまして、その調査、解析を始めたところでございます。
現在、墜落現場の機体の残骸と海上からの揚収物件の収容、情報の収集に当たっております。八月十四日の午後にはボイスレコーダーとフライトレコーダーが発見されまして、その調査、解析を始めたところでございます。
○説明員(藤冨久司君) 航空事故調査委員会におきましては、日航機墜落現場の機体の残骸、海上からの揚収物件の収容及び情報の収集等の作業に当たっているところでございますが、その作業は、先ほど航空局長が申し上げましたように、現地の環境条件が非常に悪く、困難をきわめているところでございます。
以上の揚収物件等から事実を認定するための試験あるいは研究を行いまして、その解析をいたしました結果、結論を申し上げますと、結論といたしまして、一つは、教官及び三名の学生は適正な資格を持っておった、しかも所定の身体検査に合格しておったということでございます。教官は定期運送用操縦士の免状を持っております。それから学生は自家用操縦士の免状を持っております。 二番目に、同機は有効な耐空証明を有しておった。
それから事故原因の調査でございますが、木村団長を長とする調査団は、本日午後現場におきましてこの揚収物件の実況を詳細に検分をする、それによってまず事故の現実の姿を正しくとらえるということをしておられる段階でございまして、現段階ではまだ、前回も御報告申し上げたかと思いますが、727機の設計上の特性、あるいは米国における事故の例その他いろいろな資料を収集して基本的な解析をしておる段階でございます。