2018-03-06 第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
昨年は、広島型原爆の約十倍の推定出力を持つ核実験を強行するとともに、新型のICBM級弾道ミサイルを日本のEEZに撃ち込み、さらに、二回にわたって我が国を飛び越える弾道ミサイルの発射を繰り返しました。こうした北朝鮮の核・ミサイル開発は、我が国の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとなっています。
昨年は、広島型原爆の約十倍の推定出力を持つ核実験を強行するとともに、新型のICBM級弾道ミサイルを日本のEEZに撃ち込み、さらに、二回にわたって我が国を飛び越える弾道ミサイルの発射を繰り返しました。こうした北朝鮮の核・ミサイル開発は、我が国の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとなっています。
昨年は、広島型原爆の約十倍の推定出力を持つ核実験を強行するとともに、新型のICBM級弾道ミサイルを日本のEEZに打ち込み、さらに、二回にわたって我が国を飛び越える弾道ミサイルの発射を繰り返しました。こうした北朝鮮の核・ミサイル開発は、我が国の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとなっています。
昨年来、三回の核実験のほか、特に六度目の九月三日の核実験においては、推定出力百六十キロトン、広島に落とされた原爆の十倍の能力があるのではないかという推定もございます。また、弾道ミサイルについても、二年間で約四十発の発射を行い、おとといにおきましても、かなり飛距離のある弾道ミサイルを発射しております。
ですが、推定出力について申し上げると、CTBTO、包括的核実験禁止条約機構の事務局長が初期値として発表しましたマグニチュード五・八、これを基に試算をすれば、今回の核実験の推定出力は約七十キロトンになると考えられます。
推定出力について、十三日時点でCTBTOが公表している地震波の規模であるマグニチュード五・〇を基にすれば約九キロトンになると考えられると思います。前々回や前回の約六から七キロトンと比較すれば大きいものの、おおむね同程度ではないかと分析をいたしております。
今回、北朝鮮による核実験、五度目ということで、これは防衛省の資料でございますが、規模はマグニチュード五、推定出力は約九キロトンということで、韓国では十キロトンというようなことも報じられております。