1953-07-23 第16回国会 衆議院 法務委員会 第21号 ○犬養国務大臣 これはりくつで申せば、お話の通りこのたびの刑事訴訟法改正は控訴審審における事実取調べの範囲を拡張した点、その他一、二の点を除きますと、被告または被疑者の身柄を束縛する傾向の処置が多いことは確かでございますが、これは真にやむを得ない、しかも法務省が都合よく、やむを得ないと主観的に言つておるばかりでなく、法制審議会において在野法曹、あるいは学者などもまじつていただいて伺つた意見が、この程度 犬養健