2017-04-28 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
厚生労働省としては、これらの取り組みを通じて、実際の医師の診療に基づいて、できる限り多くの副反応が疑われる症状、有害事象が報告をされる仕組みを設けておりますので、接種者全員の調査をすることは考えていないわけであります。副反応疑い報告、有害事象の報告によって得られたデータに基づいて、引き続き、関係の審議会においてしっかりと検討してまいりたいと思っております。
厚生労働省としては、これらの取り組みを通じて、実際の医師の診療に基づいて、できる限り多くの副反応が疑われる症状、有害事象が報告をされる仕組みを設けておりますので、接種者全員の調査をすることは考えていないわけであります。副反応疑い報告、有害事象の報告によって得られたデータに基づいて、引き続き、関係の審議会においてしっかりと検討してまいりたいと思っております。
もっと踏み込んだ追跡調査、本当はやるべき本ワクチン接種者全員に対する追跡調査、これ、やる気がありますか、ありませんか。現在、副反応で人生を奪われた被害少女に対する救済、何よりも優先して行う気がありますか、ありませんか。この二点について大臣のお気持ち、あるのかないのか、お聞かせください。
それで、被害者連絡会の方たちは、接種者全員の追跡調査、非接種者と比較対照する疫学調査の実施を求めておりますが、やるべきではないでしょうか。大臣に。
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘、御提案のある接種者全員に対する調査、これにつきましては、厚労省としても専門家とよく相談をしてまいりましたけれども、まず、症状が多岐にわたって、かつ御本人の申告に基づくものであることから、医学的な評価が難しいデータも収集されてしまうという可能性があること、それから、接種は約二年以上前の出来事であるために、過去の症状について曖昧な記憶をたどるということもあり得るということがございます
このように、様々な方法で症例の把握に努めているところでありまして、改めて接種者全員の調査をすることは現在のところ考えておりませんが、副反応検討部会で得られたデータに基づきまして引き続きしっかりと検討していただきたいというふうに考えております。
我々としては、接種者全員の調査という話なんですが、まず、かなりの症例を集めていろいろと分析はしておるということ。それから、もう打ってから大分たっておりますので、そういう意味では、過去の記憶を確認する調査というものが、医学的に判断がどうなのかという問題。さらには、それだけのことをやろうと思いますと、これはかなりの物理的な調査の量になってくるわけであります。
改めて接種者全員の調査をするというのは三百万人という人数からしても考えにくいところでございますが、副反応検討部会で得られたデータに基づきまして引き続きしっかりと検討していただきたいと考えております。
HPVワクチン接種についてですが、「重篤な副反応が報告されているHPVワクチン接種については、予防原則の立場から一時中止し、接種者全員に対し徹底した追跡調査を行い、その結果について公表すること。」ということがありますが、これは厚生労働省としてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
私は、ワクチン接種を即刻中止をして、ワクチンの副反応について、三百二十八万人の接種者全員に対して、健康状況調査のはがきを送付するなどして早急に全面的な調査を行うべきだと思いますが、大臣、いかがですか。