1952-07-30 第13回国会 参議院 農林委員会 第59号
そうして例えば日本原にしましてもほかの接收地にしましても、果して駐留軍が要求しているのか、或いは予備隊が要るのか、地元で聞いてもはつきりしないのです。そうして予備隊にどこが要るのだと言つても、ここが要るのだとこう言うだけで、どれだけ要るのかというと地元じやわからん。恐らく地元のほうでも結論から言いますと、予備隊は供替地がないと、こういうことは大体皆わかつておるのです、附近の人は。
そうして例えば日本原にしましてもほかの接收地にしましても、果して駐留軍が要求しているのか、或いは予備隊が要るのか、地元で聞いてもはつきりしないのです。そうして予備隊にどこが要るのだと言つても、ここが要るのだとこう言うだけで、どれだけ要るのかというと地元じやわからん。恐らく地元のほうでも結論から言いますと、予備隊は供替地がないと、こういうことは大体皆わかつておるのです、附近の人は。
○矢嶋三義君 外務大臣にお伺いいたしますが、駐留軍が使用する陸海空の軍用接收地は、講和條約発効後九十日の満了である本月二十六日まで全部最終的に決定いたしますかどうか。
○国務大臣(野田卯一君) それはよくわかつているんですが、調達庁については仕事、過去のほうからずつと比べますとよくわかりますし、もうそろそろ残務整理も随分……、労務の場合は今まとめられておりますけれども、あとは兵舎の残務整理、これは向うと折衝もありますけれども、向うは大体こつちに任せる、例えば横浜へいらつしやいますと厖大な接收地がある、公共物の九割が接收せられておるが、今度どんどん解除されており、その
接收地の問題が今やかましくなつておりますが、補償基準の問題で、大蔵省その他ともなかなか意見が一致を見てないように聞いておりますが、この点についての折衡の現在までの経過ばどういうふうになつておりますか、それを一つお伺いいたしたいのであります。
次に、接收地に対する補償料の問題であります。農業は土地なくしてその生産はできないのでありまして、最も重要なることと申さなければなりません。且つ立地條件により自然的に特異なる発達をして来ましたところの農業は、たとえ換地を與えられましても、そのままの農業を従前通りに行うことはできないのであります。
ことに駐留軍の射撃場については、特殊の恐怖を付近農民に與えているのであつて、かつての日本軍は一発必中の狙撃に熟練することを目標としたのでありますが、今日の米軍においでは、物量本位のやり方で、一分間にできるだけ多数の彈丸を発射するという射撃方法を目標としておりまするから、自然流彈の被害もはなはだ多く、接收地外においても、近傍の農民は安んじて農耕に従事することのできない実例もあるのであります。
これは具体的に申しますと、宮城県の王城寺ヶ原のできごとでございますが、米軍の射撃する砲弾が接收地の境を越えて民家に飛んで来るのであります。従つて村民は戰々きようきようとして仕事ができないというような状態に置かれておるのであります。
四に、接收地或いは使用地において演習を行う等、その使用に伴つて誘発せられるあらゆる被害、いわゆる間接被害に対し、適正な賠償その他必要な措置を遅滞なく行うこととなし、これに必要な経費予算を確保すること等が差当つて緊急を要するものとして要望せられておるわけであります。
————————————— 三月十日 住宅緊急措置令等の廃止に関する法律案(内閣 提出第三四号)(参議院送付) 同月七日 連合軍による接收地の損害補償に関する請願( 志田義信君紹介)(第一二一六号) 観光都市建設に関する請願(佐々木盛雄君紹 介)(第一二七三号) 江戸川改修工事促進の請願(竹尾弌君紹介)( 第一二七八号) 府県道筋生名古屋線改修工事施行の請願(多武 良哲三君紹介)
今宮本さんのお話は接收地外の問題に及んで来ると思うのでございます。この点につきましては、今後お話の通りに非常に考慮しなければならん問題があるように……同感でございますが、従来はこの点につきましては、進駐軍の行為に基きまして発生いたしました損害については、特調が一切タツチいたしておりません。タツチできなかつだのでございます。これに対しましては、御承知の厚生省の関係で見舞金が出ておるのでございます。
せられているものは、速かにこれを解除或いは返還するの措置を講ずると共に、今後における接收或いは使用を防止するため断乎たる対策を確立すること、三に、万一、真に止むを得ない事情によつて接收或いは使用せられる場合、これはすでに接收或いは使用せられているものを含めて適正な対価及び補償金を遅滞なく支拂うと共に、その支拂金に対する免税及び換地の提供等必要な措置をとることとなし、これに必要な予算を確保すること、四、接收地或
もちろん米軍の演習の都合上、われわれの希望する時期に借りられないときもありますけれども、できるだけ現在の米軍の接收地を共用さしてもらうという方針のもとに進んでおりますので、目下のところ冨士山麓に警察予備隊自身として演習地を設ける、設けないという段階には入つておりません。
○長岡政府委員 事案問題といたしまして、従来の接收地がどの程度に返つて参りますか、これは先ほども申し上げました通り、現在見当がつかぬのであります。私の想像でございますが、おそらく軍の必要によりまして接收いたされております土地につきましては、相当困難がありはしないかと想像いたしております。
何分この接收地の補償の問題は、進駐当時日本がどうなるかわからぬというときに、また財政上もどうなるかわからぬというときに始まりましたので、そこに非常な制約を受けまして、いわば日本の再建のために、再び犠牲になつていただいたというような形に相なつております。予算面からの制約もありますので、十分な御満足の行くだけの補償ができかねるのであります。
伊藤郷一君紹介)(第一五〇八号) 一五八 白糠町地内庶路川及び茶路川改修工事施 行の請願(伊藤郷一君紹介)(第一五〇九 号) 一五九 雄別炭山、上幌呂間道路開設の請願(伊 藤郷一君紹介)(第一五一〇号) 一六〇 県道西郷佐治線改修工事施行の請願(稻 田直道君紹介)(第一五一一号) 一六一 島田川改修工事促進に関する請願(佐藤 榮作君紹介)(第一五一二号) 一六二 連合軍による接收地
第四六 盗難漁船返還に関する請願(委員長報告) 第四七 在外資産の補償等に関する請願(委員長報告) 第四八 南洋群島グリニツチ島りん鉱採掘促進に関する請願(委員長報告) 第四九 台湾引揚者の接収財産返還に関する請願(四件)(委員長報告) 第五〇 オーストラリアマヌス島戦犯者の内地送還に関する請願(委員長報告) 第五一 戰犯者の助命等に関する請願(委員長報告) 第五二 講和後における接收地
請願第一千五十六号は、現在横浜市は約二百十万坪の市内中心地区を初め、港湾施設、公私建造物の大部分が軍の管理下に置かれており、同市の経済活動、民間貿易の将来に不安を與えておるから、接收地の解除に努めて欲しいという神奈川県知事等よりの請願であります。
) 離別炭山、上幌呂間道路開設の請願(伊藤郷一 君紹介)(第一五一〇号) 県道西郷佐治線等改修工事施行の請願(稻田直 道君紹介)(第一五一一号) 島田川改修工事促進に関する請願(佐藤榮作君 紹介)(第一五一二号) 連合軍による接収地の損害補償に関する請願( 池田正之輔君紹介)(第一五二六号) 空知橋を永久橋に架替えの請願(河口陽一君外 一名紹介)(第一六〇五号) 連合軍による接收地
○政府委員(根道廣吉君) 接收に相成ります場合には、従来接收地に対しましたと同じように、或いは接收工場等に対すると同じような基準を以ちまして、補償をし、或いは移転その他の経費を支拂うことに相成つております。如何なる、どういうようなものが補償されるかということにつきまして、細かいことは管理部長からお望みによりましてお答えさします。
これらの接收地を有無を言わせず取上げておきながら、政府はほとんど補償らしい補償をしておりません。今後これをどうするつもりであるか。総理大臣、農林大臣並びに通産大臣の明快なる答弁を承りたいと思うのであります。 次にお伺いしたいことは、鉄道運賃を初め、電信、電話、郵便料金の値上げについてであります。現在国鉄が輸送しておる兵器弾薬の量は、月七十万トンから八十万トンであります。