1998-02-12 第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
○荒木清寛君 それとちょっと性質が異なる話でありますが、大蔵官僚に対して接待工作をしたと言われているあさひ銀行、第一勧業銀行、三和銀行、破綻しましたが北海道拓殖銀行、要するに贈賄によって金融検査をねじ曲げようとしたという疑いが持たれており、捜査の対象になっているんですね。まさかそんなところには幾ら申請があっても今回の優先株等の引き受けはなされないですね。
○荒木清寛君 それとちょっと性質が異なる話でありますが、大蔵官僚に対して接待工作をしたと言われているあさひ銀行、第一勧業銀行、三和銀行、破綻しましたが北海道拓殖銀行、要するに贈賄によって金融検査をねじ曲げようとしたという疑いが持たれており、捜査の対象になっているんですね。まさかそんなところには幾ら申請があっても今回の優先株等の引き受けはなされないですね。
そして、今度金融検査官が接待工作を受けてずさんな検査しかやらなかった。だから私は尋ねたんです、拓銀の破綻と検査官のこのずさんな検査、これは全く無関係と言えるのか。 私、総理の御認識を聞きたいと思います。
検査官への接待工作で摘発の対象となった全銀協の会長行でもある三和銀行に九五年八月に大蔵省の検査が入っている。やはりこれは事前に、このときは直前になって入るという情報がもたらされた。夏休み中の男子行員が休暇途中で呼び戻されて、そしてこれは知られてはならない、こういう資料を段ボール箱に詰めて、物によっては自宅まで持ち帰る。倉庫に行く。 さすがに、情報を漏らしても、確実にこの店とは言わないようです。
接待工作の意図あるいは目的なども当然その中には入っていると理解されるわけなのですが、幅広い視野で捜査を進めていくということなので、大臣は、今回の泉井事件を単なる綱紀の緩み、規律の問題にとどめないで、石油行政にかかわって石油行政がゆがめられた疑いもある、そういう重大な問題という認識に立って、今後さらに調査なり対応なりをすべきだと考えますけれども、その点どうでしょうか。
年間三千六百万円前後の交際費を使った、遊興費に使った、中央競馬会、地方競馬関係者の接待工作に使った、公営競馬への繰り込みのための工作費に使った、土曜、日曜には全国の競馬開催地に出張して二百万、三百万毎回持って行った、一カ月八百万、年間三千六百万、いろいろなことが言われております。これはまだ確たる事実の全貌をどうしてつかまえるのかという問題も残っております。
それからもう一つ、私は非常に建設省がこれだけの大がかりな接待工作をやった背景は一体何であったのか。それ以上の関係が業者と建設省の関係の中になかっただろうか。工事の請負人等との間に大きな癒着、醜い関係がないだろうか。
建設省総ぐるみの言うならば接待工作、酒食のもてなしをやっているとしか言いようのないような事実関係が次々と出てまいります。建設大臣、いまにして昼食たりともとか、そば一杯でもというような言い方をされるのとはおよそ縁遠い実態がある。これはまあこれから次から次とその事実関係は明らかになってくると思いますが、どうしますか。遺憾で済みますか。
下に、下部にそういう接待工作を受けた者名のり出よと言ったってなかなか出てこない、出てこないからありませんということだけでは、こういう行為がやられていなかったという証明にはならぬのです。 そこで、もう一つ長官に聞きますが、実は八月の二十六日に当時の田中総理と檜山社長との会談がやられています、四十七年ですね。そして八月の三十一日から九月の一日はハワイ会談があった。田中・ニクソン会談があります。