1973-08-28 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第48号
それでたまりかねまして、この前は通産省の採石係の課長さんに来ていただいたのですが、この方は比較的保護しなければならないということはわかっているようです。直接監督に当たる県のほうが一番だらしがないので、あらゆる機会をとらえてわれわれマスコミで訴えておる状況であります。法律の盲点をつくづく感ずる次第であります。
それでたまりかねまして、この前は通産省の採石係の課長さんに来ていただいたのですが、この方は比較的保護しなければならないということはわかっているようです。直接監督に当たる県のほうが一番だらしがないので、あらゆる機会をとらえてわれわれマスコミで訴えておる状況であります。法律の盲点をつくづく感ずる次第であります。
この中の採石法の係というのは、鉱山部の鉱政課の採石係という役人がたしか五人以下くらいでしょう。これが一都九県くらいの管内を全部見て回れるだろうかという問題、これは非常に問題だと思う。しかも、先ほど言ったように届け出だ、それで法律上は着手してよろしい、そういうことになりますと、残念ながら公害を真剣に防止するという対策には、法律の形の上からいってもこれは全然ざる法と言っていいと思うのです。
そういうものは、鉱山部の鉱政課の採石係五人かそこらだろうと思うのですが、それで大体できますか。これはできないのじゃないですか。しかも知事からの、何か災害がありそうだという事実があったときは、通産局長に申し出ればいい。
○説明員(中西申一君) 現在、東京通産局の採石係は一名でございますが、採石法は鉱業法と姉妹法という関係になっておりまして、緩急に応じまして鉱業法の施行定員のほうも動員いたしまして必要な監督はやることになっております。
○稲葉誠一君 通産省としては、東京通産局ですか、あるいは本庁の鉱政課ですか、採石係というのがあるでしょう。あっても、なにか人が一人しかいないというじゃないですか。