2019-12-05 第200回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
○参考人(義本博司君) 仕様書は採点業務を委託するに当たっての最低限のものを示したものでございまして、それを受けて採点業者の方で提案をし、協議しながら具体的に詰めていくという形になっております。 今御指摘の採点のマニュアルについてでございますけれども、試験実施前に作成されたものから、試験実施後、実際の受験生の答案を踏まえた上で更新を行う予定でございます。
○参考人(義本博司君) 仕様書は採点業務を委託するに当たっての最低限のものを示したものでございまして、それを受けて採点業者の方で提案をし、協議しながら具体的に詰めていくという形になっております。 今御指摘の採点のマニュアルについてでございますけれども、試験実施前に作成されたものから、試験実施後、実際の受験生の答案を踏まえた上で更新を行う予定でございます。
いずれにしましても、採点者の確保については、仕様書において、適正な試験等によって質の高い採点者を確保し、期間内に正確な採点を行うことができる人員を必要数確保することと定めており、採点者の選抜方法や必要人数について、大学入試センターと採点業者が事前に協議の上、十分な採点体制が確保されるものと認識しております。
文部科学省としては、大学入学共通テストに対する国民の信頼を得ていく上で、公平性、公正性を確保することは極めて重要であるというふうに考えておりまして、今御指摘いただきました採点業者選定の適切性につきましても、丁寧に説明し、広く理解が得られるよう、大学入試センターと連携しつつ努力してまいりたいというふうに考えております。
次に、採点業者の適正性についても指摘がなされているところでございます。 採点業者はベネッセの子会社ですけれども、平成二十九年度と三十年度に実施したプレテストにおいても、ベネッセ本体や今回落札した学力評価研究機構と、全てベネッセの関係となっています。 もちろん、適切な選定方法をとって選ばれたものと思いますけれども、しっかり説明するという視点も必要だと思います。
これまでも、適正な採点が担保されるか否か、受験生の自己採点が困難じゃないか、事実上不可能じゃないかということやら、あるいは採点業者と教材会社、予備校などとの利益相反、それから問題の漏えいが心配されないか、さまざま問題点があるわけでございます。
一方、採点業者による方法はどうか。採点者への事前研修など、あらゆる方法で採点品質を上げると言っておられますが、これを裏付けるには、プレテストの結果も踏まえ、問題内容の漏えいなども含めた厳格な審査が第三者によってなされなければなりません。 しかし、それ以前に、既にプレテストを二度も実施してからのこの主張、これは入試の厳格さというものを理解されていなかったのではないかと思えます。
先ほどの大臣の話ですと、情報に触れるが、お約束をしているから大丈夫だ、こうしたお話かと思いますが、そもそも、採点業者が採点基準作成にかかわるような不公正は断じて認められるものではありません。 先ほど御説明したように、過去に情報漏えいがあるような業者は信用できません。
採点者の確保については、仕様書において、適正な試験などによって質の高い採点者を確保し、期間内に正確な採点を行うことができる人員を必要数確保することと定めており、採点者の選抜方法や必要人数について大学入試センターと採点業者が事前に協議することとしております。
大体が、センター発表の点数と自己採点・業者の点数の相関をずっと調べてみると、おおよそ五、六点自己採点の方が高いのです。これは当然だと思うのですね。自己採点の点数の悪い人は、自己採点・業者の偏差値の点数には参加していかないと思う、最初から投げちゃって。ところがセンターの方は、それも含めて全部点数化しますから、センターの方の点数が下がるのは当たり前なんです。自己採点の方が高くなるのは当たり前です。