1982-03-30 第96回国会 参議院 商工委員会 第6号
四、ガス突出メカニズムの解明、危険作業個所の無人化、自動化を含む保安機器の研究開発を一層推進するとともに、採掘個所の深部化、奥部化の実情に即して自主保安体制の強化と保安確保対策の充実に努めること。 右決議する。 以上であります。
四、ガス突出メカニズムの解明、危険作業個所の無人化、自動化を含む保安機器の研究開発を一層推進するとともに、採掘個所の深部化、奥部化の実情に即して自主保安体制の強化と保安確保対策の充実に努めること。 右決議する。 以上であります。
五 採掘個所の深部化、奥部化の実情にかんがみ、保安確保対策に万全を期し、自主保安体制の一層の確立に努めるとともに、深部採掘技術と保安機器の研究開発を促進すること。 なお、夕張炭鉱の坑内残存者については、早急に収容されるよう適切な指導を行うこと。 以上でございます。
○檜山説明員 ガス抜きの先行六カ月という問題は、採掘個所に入って、採掘が始まるときそれに先立つ六カ月ということでございまして、あそこは採炭区域を非常に広くとっておりまして、御承知のように二十五メーターのメッシュでもって先進ボーリングをやる、炭層ボーリングをやるということになっております。
これを担保する石炭対策の推進ですけれども、これは欠かすことのできないものですから、石炭鉱業の状況というものは、これは採掘個所の深部移行による生産コストの上昇あるいは過剰貯炭、内外炭価格差あるいは労働力確保、こういった多くの問題を抱えているわけですけれども、生産そのものは二千万トンという数字を下回っているわけです。
マイナス五百あるいは六百、深いところではすでにマイナス千メーターという非常に問題の多い採掘個所に移行しつつあります。こういったことに伴いまして、ガスの湧出量の増大並びに坑内温度の上昇、そして盤圧の増大、ガス突出など重大災害の要因が非常に予測される状態になっております。こういうものを中心にいたしまして、ただいまもお話がありましたが、五十一年の五月十四日に石炭鉱山の保安懇談会が一定の方向を出しました。
これはまず一つには、坑口より採掘個所までの坑道の短縮が必要でございましょう。もしこれができないといたしましても、運搬系統の合理化並びに高速化が必要でございましょう。たとえば電車がいま池島関係では大体十一キロ、三池の場合が十六キロから十八キロという時速でございます。
これら重大災害の発生は、特に、近年採掘個所が深部に移行する中で起っていることから、今日、深部採掘の保安問題の解決を怠るならば、唯一の国内資源である石炭産業に重大な危機を招くことは必至である。
しかしながら、先ほどのように採掘個所の深部移行その他の状況が重なりまして、非常に事故が相次いでおるのも事実でございます。 私どもは、その原因が不可抗力であったか、あるいは人災であったかということにつきましては、これはケース・バイ・ケースでございまして、一義的に断定はできないわけでございますが、恐らくは、その両方が重合しておるのではないかという感じがいたします。
二の(一)、出炭確保につきましては、出炭規模は二千万トン以上を目標としておりますが、今後ますます採掘個所は深部に移りますので、関係方面の協力を得て、これに伴う保安技術の開発を行い、保安の万全を図ることはもとより、地下産業にふさわしい労働条件、生活環境の整備に努め、労働力の確保と定着を図り、二千万トンを確保し、国民の期待にこたえたいと存じます。
加えまして、年ごとに採掘個所は深部に移行いたしますため、保安面において、また採掘面におきまして、高度の技術と前広の準備がますます必要となってまいります。以上の理由によりまして、現在の炭鉱につきましては、近視的な増産は避け、長期的な安定供給を基調といたしました拡大生産への準備がまず肝要ではなかろうか、こういうふうに存じております。 二つといたしまして、労働力の確保でございます。
したがいまして鋭意その端のところを掘進をし、次の採掘個所を見きわめるべく努力をいたしたわけでございますが、次にかわるべき切り羽のところもなかなかいいところがないというふうなことで、閉山の提案に至ったというふうに聞いております。
そういたしますと、採掘個所があまりないというふうな事態になってまいりました。鋭意他の地区をさがすべく努力をいたしておる最中でございまして、その間につきましては、炭鉱でも団体交渉等を通じまして労働組合ともずいぶん詰めておられるようでございますが、なかなかいいフィールドがないというのが実情のようでございまして、きわめてきびしい状態にあることは事実でございます。
あるいはガス爆発あるいはガス突出防止のためのいろいろな措置であるとか、あるいはまたいろいろ採掘個所の密閉を促進する経費についての補助措置であるとか、いろい予算措置はとられたわけでありまするが、私は、今日までの合理化の過程において、生産と保安というものがこの中央鉱山保安協議会の答申が指摘するとおりに、非常にアンバランスになっていた、こういうことは率直に政府当局としても認めるべきである、このように考えるわけでありますが
何となら、旧採掘個所からであれば、密閉個所は規則により毎日点検するから、相当事前に温度やガス量の変化でキャッチできるからである。」——旧採掘個所からの発火であるならば、毎日点検するから、わかるはずです、一日一回点検するから。したがって、炭壁が風の流れによって自然発火したものであろうというようなことを現地の保安監督局長は調査しておらぬけれどもと前置きして言っておる。
ただ、多少弁解がましく聞こえますと、これはかえって申し上げないほうがよろしいのでございますけれども、御承知のような自然条件との戦いでございますので、採掘個所も漸次深部に移行するとか、先ほどの雄別のように、上の本層を取った下の層を採掘しているというようなむずかしい条件がだんだん出てきておるわけでございます。
それから第二点の問題は、中小炭鉱及び大手の一部ではその採掘個所の合併、あるいは中小企業の場合には、企業が合同することによって長期的にしかも計画的に石炭の採掘ができ得る個所もあるわけです。
それから、第二の問題といたしましては、若松地域に採掘を転ずるという場合にも、新規の相当な投資をして、坑道の整備から、あるいは採掘個所の整備をしていかなければならない。そのための相当のやはり起業費が必要になってくるという問題。そこからはたして経済的に合理的に企業として存立できる再建計画ができるだろうかというのが、第二の問題として、経理上の問題として出てまいるわけでございます。
このため作業個所を新たに開発するべく坑道を掘進する予定でございましたが、これに先立ちまして、掘進あとの処理も考慮して、斜坑の両側の保存炭柱を採掘し、硬袋を設けることにいたしましたところが、そこで昇り向きの採炭に四名が就業しておったものでございますが、採掘個所の天盤は約十五センチメートルの粘土がついておりますが、この粘土が突然崩落いたしまして、左側の二名が埋没し、一名が死亡、一名は脱出後坑口で死亡いたしたのであります
○八木幸吉君 私も、この間現場をちょっと一見して来たのでございますが、その史跡内の採掘個所が、いまだにまだ赤土が出たままになっておりますが、あれは、原状回復という意味からいえば、何か新しく芝をはるといったような指示があったように思うのですが、その通り実行されてないということを御存じですか。
価格抑制政策がとられて来たわけでございます、そのために償却、或いはその他の内部蓄積が非常に不足いたしまして、従つて炭鉱のそういつた若返りのための設備に投資する余裕がなかつた、それが原因であります、従つて炭鉱の合理化と申しますか、コストの引下げをやろうといたしますれば、非常にまあ話に単純でございまして、そういつた自然条件と申しますか、採掘条件の悪化したものを取返す、それにはもうすでに現在の大部分の採掘個所