1963-02-12 第43回国会 衆議院 商工委員会 第6号
これに対してあなたは、商売だから掛売りがよけいになっては困る、掛売りは少なくするように、これは商売の常道だからするんだと言うが、どうもこれは単なる商売上のかけ引きとは考えられない。現在、二百五十億の延べ払いが、ソ連に対してはあると思うのです。それに対してああいう条件をのむはずがない。
これに対してあなたは、商売だから掛売りがよけいになっては困る、掛売りは少なくするように、これは商売の常道だからするんだと言うが、どうもこれは単なる商売上のかけ引きとは考えられない。現在、二百五十億の延べ払いが、ソ連に対してはあると思うのです。それに対してああいう条件をのむはずがない。
延べ払いといいますか、いわゆる掛売りみたいなものでありますが、そういうことをいたします場合には、御承知のようにそれに見合うところの輸出入銀行の資金というものが、ここでワクがうんと拡大しなければならぬというようなことが起きるでしょう。
そこで、佐多さんが輸出入銀行の資金の関係はどうなっているかというお話でございましたが、日本の財政ということから見れば、そこに限度があるわけでございまして、いわゆる掛売り、延べ払いというようなことはなるべくしたくない。しないで商売をするのが正しいあり方だと思っておるわけでございます。
○森元治郎君 大臣の話を聞いていると、現金主義を振り回して、掛売りは困る、非常に渋いことを言っているのですが、社会生活においても、国際生活においても、延べ払い、掛売りというような傾向が強いことは御承知のとおり。そこで、新大臣の延べ払いという問題に対する考え方、根本をひとつ参考のために承っておきたい。時間がないから、承るだけでけっこうです。
○国務大臣(福田一君) できるだけ延べ払いはしたくないのでございますが、しかし、そういっても、諸外国が延べ払いをして、いわゆる掛売りをどんどんして、そうして商域を広めようとしておるのに、日本がそれにおくれていったのでは、いわゆる商売でおくれをとることになりますから、そこでやはりそこら辺に西欧並みということが出てくるわけでございまして、態度はどうだとおっしゃれば、なるべく掛売りはしたくない、現金売りでないと
お説のとおりこの商工業者の掛売りといいますか、貸し売りをいたしております金額が相当額に上っておるので、非常にそういう意味でめいわくをしておるというか、困っておる、こういう実情は承っております。
また、この改正案においては、一般に徴収義務者の納期についていささか延長せしめているけれども、たとえば軽油引取税のごとく、税目によっては掛売りが多く、納付に困難を来たしている実情を見のがすことはできないので、さらに考慮する必要があるのでないかという意見もあったのであります。 以上のほかにも、各税目にわたった有意義な論議がかわされたのでありますが、論点の摘示は以上にとどめます。
次に、一般に納期について延長を見たけれども、税種目、たとえば軽油引取税のごときは掛売りが多く、納付に困難を来たしておる実情を考慮する必要があるという御意見もありました。 皆様の御意見を承って私の看取いたしましたところは、大体以上の通りでありますが、さらに先ほど懇談を願いました社会党の修正案につきましては、本委員会に正式御提案を願って審議を進めることが至当であろうと存ずる次第であります。
しかしまた一方に行きますと、土地の名前は言いませんが、その土地に参りまして商店街を見ますと、掛売りはお断わり、現金でなければお断わりしますというような張り紙がしてある。それで案内の人がいわく、この辺は子供に至るまで不良化して、よそへ就職に行ってもみな帰されて、職がなくてごろごろしている、非常に人気が悪くて因ったところですというような話を聞かされた。
いわゆる掛売りの廃止とかこういう商習慣をいい方に習慣づけるというようなことには相当の努力をさせ、また努力をした効果が現われつつあるとわれわれは考えております。今後はもちろん経営改善普及員も、講習その他を通じまして、専門的といいますかそこまで行かないまでも、日常の普通の経営技術に即した知識というものはつけて、教育して、それに基づいて指導していくということに努力しております。
大部分の場合はメーカーが別会社を作って、その商事会社から現に小売をやっております小売商にいわゆる掛売りといいますか、代金の取り立てを猶予する形で資金の融通をして、そういう形で月賦販売が行なわれていることが現状であることは御承知の通りであります。
その際に今御指摘がございましたような、いわゆる割賦販売に関係のある、たとえば日信販等がこれと提携をする場合もございますけれども、しかしその場合はいずれもその銀行の消費者金融に対して、あるいは信用調査をやってやるとか、信用保証をやる、あるいはその取り立ての手伝いをするというようなことで、その制度自体は新しい月賦販売というような形ではなくして、文字通り消費者金融であり、あるいはまたいわば掛売りの補助手段
○松尾政府委員 銀行がクレジット・カードを発行するということで百貨店と提携をしまして、いわゆるクレジット・カードによる掛売りを、現在あるものは計画中であり、あるものはすでに始めておりますが、この問題は御承知のようにまだ発足早々で、この影響がどういうふうに出てくるかということは、現状ではまだ調査の仕様はないと思います。若干期間をかしてその間にどういう影響が出てくるかということに相なると思います。
当時はおそらく掛売りはなかったのですから。配給制度の末期には若干掛売りも出ましたが、最初のうちは掛売りは絶対なかったのであります。だから日本全国民一人残らず食糧の配給を受けたものは正当な代価を払ってきました。それからもう一つは、いわゆる特殊放出物資、くつや毛布のようなものだろうと思うのですが、あるいは薬品、こういうようなものも全部みな正当な代価を払っております。黄色い払い下げの毛布ですね。
こういうようなものに対しては翌月納税をさせ、一方においては七十数日も徴税を延期されておるということは、非常に私は不公平ではなかろうか、かように考えますが、酒のごときそういう実際問題として掛売りされておる品物に対しましては、徴税をある程度延ばす、こういうようなお考えはないでしょうか。公平論から申しますと、当然私はもう少し延ばすべきものであると思いますが、いかがでございましょうか。
それから厚生省は、組合の健全経営の建前から、なるべく掛売りはやらずに現金取引でやれというのが趣旨なんです。しかしこの利用券を発行すること自体によって、厚生省が考えておる現金取引という問題と、片方ではクーポン、こういう問題との食い違い、厚生省の考えておる指導のやり方と、この法律の中に出ておる通産省の考え方というものは食い違っておるのです。
だから、現金で買う場合は利用券と現金と一緒に添えていただきまするし、延べ払い、掛売りの場合はその旨を記帳する。いずれにしましても決済手段ではありませ。決済手段は日銀券であるわけであります。これはただそういう施設の利用等の整理券です。だから、別段現金売り、延べ売りともに自由なわけです。ただそのときその利用券というものがないと、現金売りにも延べ売りにも応じないことがあるということであります。
と申しますのは、これはすべて掛売りあるいは月賦で売れという意味ではありませんで、これは一つの整理券といったものでございます。従ってその際日銀券なり、あるいは紙幣を出され硬貨を出されて、同月中に決済されるということは、こうも矛盾しておりませんし、否定もしておりません。先ほど来厚生省の生活課長が申しましたように、事業分量配当ということになりますれば、当然整理券が要るわけであります。
中には、掛売りをその中に幾らかいろいろな必要上まぜているところもあるわけでございますが、しかし直接、現金で生活協同組合は自由に買いものができないというような形にこの法律でなるといたしますと、この点につきましては、日本銀行法の第四章の銀行券のところで、「日本銀行ハ銀行券ヲ発行ス前項ノ銀行券ハ公私一切ノ取引二無制限ニ適用ス」、いわゆる日本銀行の発行している日本銀行券は、日本国内において公私の取引において
なお、お尋ねのようにいろいろ飲食物等につきまして零細な金額にわたるものの月賦、これはわれわれが言いますような月賦というよりは、一種の掛売りのようなものだと思いますが、これは一つの信用正取引の——通常行われておりまする割賦までいかない前近代的な形だろうと思いますが、ここあたりはケース・バイ・ケースの問題であり、かつ業種によりっまして、あるいはそういうことが行われるのはやむをを得ないかと思っております。
これに反して小売商、これは百貨店も小売商でありますが、いわゆる独立小売商というものは、これは昔から帳面をお客に渡して、そうして売ればそれを帳面に書き込む、むしろ信用販売から独立小売商というものは進歩発展してきたわけなんでありまして、そういう点から見ると、独立小売商には掛売りの近代化せられた信用販売ないしは割賦販売というものは当然認めてしかるべきである。
従来の形のままですと、あと払いとか、延べ払い、いわゆる掛売り的のものは、そのつど大蔵省といろいろ協議してやらなきゃならぬ、従って時間もかかり、手続も煩瑣である。
最近小売マージンは、一割に満たないといわれておりまして、営業の実態は、非常に得意回りが激しくなり、配達販売と申しますが、あるいは掛売り、あるいはビンその他の損耗というものが非常にふえてきておる。そういうことで、ほとんどが一割未満のマージンでは、小売マージンとしては成り立たない、そのことがここに働きますところの店員の待遇に、いろいろな大きなしわを寄せてきている。