2015-05-20 第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
五 我が国の最終エネルギー消費量の過半を占める熱利用の効率性を高める観点から、コージェネレーションの普及拡大、太陽熱や地中熱等の再生可能エネルギー熱及び工場排熱等の未利用熱の利用促進のための施策を講じること。
五 我が国の最終エネルギー消費量の過半を占める熱利用の効率性を高める観点から、コージェネレーションの普及拡大、太陽熱や地中熱等の再生可能エネルギー熱及び工場排熱等の未利用熱の利用促進のための施策を講じること。
廃木材等のバイオマス、あるいは温泉の排熱等の未利用エネルギーというのをどう使っていくか、あるいは太陽熱、地中熱等の地球賦存エネルギーの地産地消型の活用のいわゆる複合的導入モデル、そういった事業展開を考えているようでありますし。
これは、特に都市の近郊にある発電所あるいは工場の排熱等の未利用エネルギーを利用しようというものでございまして、排熱の回収それから変換、貯蔵、輸送、利用等の要素技術あるいはそれをトータルにしたシステム化技術の開発を行っているところでございます。
それで、私の結論といたしましては、エネルギー有効利用というために技術開発の成果をいかに社会に適応しやすいような社会制度にしていくか、あるいは町づくり等につきましても、下水あるいはごみ等あるいは地下鉄の排熱等があるところの熱を、今までは使い捨て一方であったものを、それを利用する立場で町づくりを考えているかどうかというような点につきまして問題提起をさしていただいて、私の話とさしていただきます。
それからもう一つは、そうした利用をする場合に、排熱等を有効に利用しやすいために、都市の地下にはいろいろな配管が入っております。上水とか下水とか入っておりますけれども、熱供給配管というのは日本にはまだ入っておりません。一部熱供給事業をなさっているところでは事業者が持っておられますけれども、それは公共投資の対象ではなくて、熱供給事業者の施設ということになっております。
さらには排熱等の再利用を図るための技術開発をする。時間の関係もございますので詳細は省略いたしますが、そういった方向で省エネルギー政策を進めておるわけでございます。今後もそういった方向でさらに検討を進めたい、かように思うわけでございます。
先生も御指摘されましたように、私どもがねらっておりますのは、発電所のいわゆる排熱等を利用しまして淡水にしようということでございますので、もともと利用が行なわれてないそういうエネルギーをベースにいたしますので十分採算的に可能であるというふうに考えております。