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43件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2007-05-08 第166回国会 参議院 環境委員会 第6号

国は、一九八三年に浮遊粒子状物質健康影響に関する文献調査という形でPM大気汚染健康影響に関連する知見の集約を図っており、一九七〇年代末から八〇年代初頭のディーゼル化の時期には、PM危険性にとどまらず、ディーゼル排気微粒子いわゆるDEPと言われている固有の危険性、がんや呼吸器疾患などの危険性が存在することを具体的に認識されていた、そのことは明らかだと思います。

大江京子

2003-03-27 第156回国会 参議院 環境委員会 第5号

それで、こうした動物実験の結果を人に当てはめるという場合の前提条件といたしましては、動物実験とそれから人の健康影響との機序に基本的に共通的なものがあるというような場合は、この動物実験の結果をその人の健康影響に当てはめることはできるのではないかということが言われておるわけでございますけれども、私どもディーゼル排気微粒子リスク評価検討会専門家にも議論をしていただきましたけれども、これはこの動物実験

西尾哲茂

2003-03-25 第156回国会 衆議院 環境委員会 第5号

大気中には、二酸化窒素のほか、近年健康への影響が注目されているディーゼル排気微粒子を初め、さまざまな汚染物質が存在すると思われます。今回見出された大気中の二酸化窒素濃度ぜんそく発症との関連性は、二酸化窒素による直接的な影響ではなく、未知の原因物質があり、二酸化窒素濃度がその代替の指標となっている可能性があると考えています。

島正之

2003-03-25 第156回国会 衆議院 環境委員会 第5号

それで、もう一点お尋ねをしたいのは、例えば、私はディーゼル排気微粒子というのは非常に問題だと思いますし、私も今から九年前に花粉症をこの環境委員会で取り上げたことがありますけれども、それから比べると、ぐっと患者がふえました。そうしますと、ディーゼル車というものとガソリン車というものは基本的にどうなんだろうと。

田端正広

2003-03-18 第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号

これは、ディーゼル排気微粒子、DEPによる汚染影響も大きな原因である、このように考えるわけでございますが、まさにこの大気汚染対策は待ったなしの状況でございます。また、第一種指定地域も解除されておりまして、全国にいるぜんそく患者等アレルギー性疾患患者健康被害予防事業の対象に加えていただきたい、このように考えるわけでございます。

青山二三

2003-03-18 第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号

また、国立環境研究所国立であります、国立環境研究所ディーゼル排気による慢性呼吸器疾患発症機序の解明とリスク評価に関する研究においても、ディーゼル排気あるいはディーゼル排気微粒子実験動物気管支ぜんそくを引き起こすことを実証した、また人でもこれらの物質気管支ぜんそくが起こり得ることを示唆した、こういう報告が出ておるわけであります。  

近藤昭一

2003-03-18 第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号

現実に、十五年度予算案におきましては、ディーゼル排気微粒子除去装置DPF導入助成等環境分野にも使途が拡大をされました。環境省といたしましても、かねてから、既存の特別会計あるいは税制のグリーン化ということを言っておりましたので、その一環として今回環境対策充実が図られたという点については評価をしているところでございます。

鈴木俊一

2002-11-07 第155回国会 参議院 環境委員会 第2号

さらに、ディーゼル車から出る微粒子DEPについて、肺がんを引き起こす可能性があるという環境省ディーゼル排気微粒子リスク評価検討会報告が今年出ているんですね。ですから、そういう点でいうと、今、西尾局長の答弁を伺っていて、こんなことで本当に環境省、国民の健康を預かることができるのか、本当に不安に思います。  食べ物であれば厚生労働省が管轄をするということになっていますね。

岩佐恵美

2002-03-12 第154回国会 衆議院 環境委員会 第3号

この杉の花粉症が蔓延してきた一因としましては、以前から、戦後の我が国における杉を中心とした植林政策の結果、現在では、管理されないまま杉の木が成長し、大量に花粉を飛ばすことになったからではないか、またあるいは、ディーゼル車から排出されるディーゼル排気微粒子杉花粉とが複合的に作用して被害が拡大しているのではないかと言われておりまして、以前からこの杉花粉症環境との関係について研究がされてきているようですが

三ッ林隆志

2002-03-12 第154回国会 衆議院 環境委員会 第3号

この対応につきましては、平成二年から政府として取り組んでおりまして、特に、環境省以外にも、厚生労働省、林野庁、気象庁が連携をとり合いながらこの対策に取り組んでおるわけでございますけれども環境省におきましては、ディーゼル排気微粒子、DEP花粉症関係につきまして、平成三年度から動物実験を用いた研究、また疫学調査等を行ってきております。

山下栄一

2001-06-15 第151回国会 衆議院 環境委員会 第15号

実は私、この環境委員会平成七年にDEPの問題を取り上げさせていただいて、花粉症それからアレルギー性疾患あるいは発がん性、そういったものとこのディーゼル排気微粒子との関係をぜひ環境省中心関係機関で、関係省庁で、これは将来大変な問題になると思うのでぜひ研究していただきたい、こういうことを提案させていただいた一人でありましたので、今回の法改正というのは、それから六年かかっていますけれども、一歩前進したと

田端正広

2001-06-15 第151回国会 衆議院 環境委員会 第15号

このような認識のもとに、ディーゼル排気粒子健康影響ということでは、平成十二年三月に環境省専門家から成るディーゼル排気微粒子リスク評価検討会を設置して検討を進めております。  今後とも、関係省庁と連絡をとりながら、環境省としては研究を推進し、ディーゼル排気微粒子等大気汚染花粉症関係の究明について取り組んでまいりたいと考えております。

岩尾總一郎

2001-06-12 第151回国会 衆議院 環境委員会 第14号

環境省といたしましては、平成三年度からディーゼル排気微粒子花粉症関係について動物実験を用いた研究などを行っておりまして、高濃度では花粉症様の症状を誘発するなどの実験結果が得られております。  一方、我が国研究者による人の疫学調査の結果からは、大気汚染物質杉花粉症との関係についてはなお評価が分かれておりまして、さらなる研究が必要と認識しております。  

岩尾總一郎

2001-06-12 第151回国会 衆議院 環境委員会 第14号

きょうは、まずディーゼル排気微粒子対策についてお聞きをいたしたいと思います。  ディーゼル微粒子は、気管支ぜんそく花粉症はもちろん、発がん心疾患生殖機能への影響が明らかになっております。ディーゼル微粒子推定濃度は、ディーゼル排気微粒子リスク評価検討会中間取りまとめでも、大都市地域一般環境で米国の数倍から十倍ぐらい高いと指摘されています。

藤木洋子

2001-05-31 第151回国会 参議院 環境委員会 第12号

第四に、道路沿い大気環境測定データ健康影響データなど、関係情報の公開に関する規定ディーゼル排気微粒子等が人の健康に与える影響に関する調査研究促進に関する規定を設けました。  第五に、自動車排出窒素酸化物等に関し、地方公共団体条例で独自の規制等を定めることができる旨を明記しました。  以上で、修正案趣旨説明を終わります。  ぜひ、委員各位の御賛同をお願いいたします。

岩佐恵美

2001-05-31 第151回国会 参議院 環境委員会 第12号

ディーゼル排気微粒子発がん性、これは疫学的に認められているし、ドイツ環境省が行った調査結果では、ディーゼル車の方がガソリン車より発がん危険率が十倍高い、こう言っています。呼吸器疾患についてはディーゼル寄与度データが不足しているというふうに言いますけれども交通量が多い道路に近いほど有症率が高い、そういうことも確認をされています。ディーゼル車SPM排出規制の強化が急務だと思います。  

岩佐恵美

2001-05-29 第151回国会 参議院 環境委員会 第11号

政府参考人松本省藏君) 先ほども申しましたように、ディーゼル排気微粒子リスク評価検討会で今後暴露評価充実が必要であるという指摘を受けておりまして、現在私ども環境省でこれを受けまして健康リスクの定量的な評価を行うという観点で各地で実測調査を行うなど、データの収集に努めているところでございまして、今年度末、平成十三年度末を目途にこれらの実測調査などの成果を盛り込んだ報告取りまとめていただくということを

松本省藏

2001-05-29 第151回国会 参議院 環境委員会 第11号

でございますけれども、大変に目に見えます黒い粒子、これはむしろ黒鉛と言われるようなもので、これは生活面でもいろいろと洗濯物が汚れるとかその他目に見えることもありまして、それなりの影響が大きいわけでございますし、それ自体粒子状物質ですから、環境基準SPM環境基準も設定されているということでございますけれども、むしろ私どもが心配をいたしますのは、本当に微粒の目に見えないぐらいに粒径の小さい粒子、これがディーゼル排気微粒子

松本省藏

2001-03-22 第151回国会 参議院 環境委員会 第4号

政府参考人岩尾總一郎君) 先生指摘DEPディーゼル排気微粒子が杉に対して抗体の産生を増加させるというアジュバント作用、近年多く認められております。このような認識のもとに、私どもディーゼル排気粒子健康影響について、平成十二年、昨年の三月から、専門家から成るディーゼル排気粒子リスク検討会を設置いたしまして検討しているところでございます。  

岩尾總一郎

2000-11-15 第150回国会 衆議院 運輸委員会 第1号

ディーゼルから出ます粒子状物質PMの中におきましても、特に、ディーゼル排気微粒子いわゆるDEPというこの粒子状物質は、ぜんそく原因になるというだけではなくて、発がん性物質を含んでおりまして、肺がんになる、こういう科学的な証明も最近されておりますし、非常に深刻に考えなければいけないのは、このDEPによって男性の精子が減少している、精子の数が減っているということまで科学的に証明されるということにまでなってきております

細川律夫

2000-08-04 第149回国会 衆議院 環境委員会 第1号

そして、ようやく環境庁も、ディーゼル排気微粒子というところにも注目して、このDEP発がん性物質の疑いがあるということを認める方向だと聞いておりますが、そういう意味で、ぜひ積極的に対策をとっていただきたい、私はこう思います。  私は、五年前から、この問題はアレルギー対策としてやるべきだということを申し上げてきました。

田端正広