2021-06-08 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
具体的には、つぼみや花に被害が生じた場合、低温や霜による被害が発生した場合でございますけど、これは、残された花を人工授粉していただくことによりまして実がなるようにしていただく、結実を確保するということでございます。
具体的には、つぼみや花に被害が生じた場合、低温や霜による被害が発生した場合でございますけど、これは、残された花を人工授粉していただくことによりまして実がなるようにしていただく、結実を確保するということでございます。
そして、対応でございますが、この霜害や低温の被害を受けた果樹につきましては、今、各県において、お話あったとおり、人工授粉の徹底ですとか適切な摘果など技術的な指導が図られているところと承知をいたしております。果樹を始め農作物については、被害を受けて収量が減じた場合の対策として共済制度や収入保険制度があります。
○舟山康江君 今大臣から御答弁いただきましたように、具体的な被害はまだ分からないというのが実態なのかなと思いますが、先ほど触れましたように園地によって九割の芽が枯死しているということになると、幾ら人工授粉等をやってもなかなか追い付かないのかなと思います。
今、一部では授粉をする小さいロボットなんかも開発されているようですが、そこに頼るのではなくて、本当に持続可能な農業ということを考えていくには、昆虫が生きられる、そういう持続可能な自然資本の上に農業が存在しているんだということをやはり私たちはもう一度しっかり議論しなければいけない、そういう新しい時代に入ってきているんだというふうに思っておりますので、この点につきましても、ぜひまたこの委員会の中で議論をさせていただければというふうに
だから、人工授粉しなくちゃならなくなったりしている。そんなもの、消毒ばかりしているリンゴ畑の蜂蜜というのもありますし、みんな嫌う。まあそれは蜂蜜には余り関係ないんですが、嫌がる人もいる。しかし、千曲川河川敷のニセアカシアの花の蜂蜜だというと、天然蜂蜜なんです。汚染されていません。 それから、木はどうするかというと、最初、千曲川河川事務所で切っていましたけれども、環境意識が高まっているんです。
どういうところで問題になってきているかというと、皆さん御存じだと思います、ミツバチが巣箱に帰ってこない、授粉ができないということです。 それで、EUが一番こういうときはいつも先進国で、立派なんです。おととしの十二月一日以降、ここに書いてありますね、ここのところの左から二番目、イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム、これを二年間とりあえず禁止するんです、使用禁止です。
外国では、ニコチンというか、蜜蜂の脳を刺激、おかしくなって帰巣本能が奪われるとあって、そういうものを使った農薬を散布することで本当にいいのか、蜜蜂がいなくなると授粉ができなくて環境系にも圧迫を加えるということで、非常に大問題になっているわけです。にもかかわらず、日本は新たに引き上げられたと。消費者の安心、安全をどう考えていらっしゃるんでしょうか。
その映画の中で気がついたこと、発見したことは、私たちの毎日の食卓を彩る果物や野菜などの食物の三分の一はミツバチによって授粉されていること、また、近年そのミツバチが大量に死んだり失踪したりする現象が世界じゅうで起きていること、このようなことを知りました。
そのF1は、ある専門家が、月刊誌の対談にあったんですが、最近はF1化していって、雄しべを摘んで人工授粉をさせていた、それを繰り返し繰り返しやった。ところが、突然変異なのかあるいは遺伝子の配列が違ったのか、雄しべが出なくなったというんですよ。したがって、雄しべを摘む作業が省かれて、非常にスピードが出てきたと。
何でかというと、移動させられて、ビニールハウスの中で授粉させられている。環境が悪いところでやっている。それからダニとか、虫にだって病気がありますから、ウイルスがあるとかですね。それから地球環境全体の問題、気候変動とかああいうのもあったりする。いろいろなことがあるんでしょうけれども、やはりネオニコチノイド系の農薬が原因になっているということもあると思う。
二〇〇八年、ハウス内の授粉用の蜂がいなくなって輸入をしたりして、大変困りました。 そのときに、一応、日本の独立行政法人の農業・食品産業技術総合研究機構、ここを中心に研究をしたんですが、現在に至っても、最終的な要因特定には至っていない。
○伊藤政府参考人 セイヨウオオマルハナバチにつきましては、トマト等のハウス栽培における授粉に広く利用されているとか、非常に大きなメリットがあるわけでございますが、一方で、餌や巣の場所をめぐる在来のマルハナバチとの競合や、交雑によって在来のマルハナバチを遺伝的に攪乱してしまうなどの生態系への被害を及ぼすおそれがあることから、特定外来生物に指定しているところでございます。
○野間委員 御承知だと思いますけれども、このセイヨウマルハナバチについては、環境省の許可が得られれば使えるということで、蜜の生産に非常に有用であり、今お話にもありましたけれども、トマトの施設栽培の四割の授粉がこの蜂によって行われている、あるいは、ナス、イチゴ、リンゴ、梨、梅、そういった授粉をほとんどこの蜂が担ってくれているということで、このために農薬ですとかホルモン剤を使わずに済んでいるということで
また、五月十四日に、農林水産省から担当官を長野県に派遣させていただきまして、被害状況の調査、それから当面の技術的対策として、確実に果実を収穫できるように、枯れないで残った花へ人工授粉を徹底するようなこと、こういうことを県や農業団体と確認させていただいたところでございます。
例えばヨーロッパにおいては、ハチの病気が授粉活動に損害を与え、ひいては千億円規模の農産物の減産につながりました。また、日本にも多くある干潟は、千ヘクタールで何と建設費八百億円以上、維持管理費五・七億円規模の下水処理施設に相当する浄化能力を持つとの試算もされています。これは干潟に生息するゴカイや貝類などの働きによるものであります。
お話を聞くと、もともとこのミツバチは、要するに今まで手でやっていた授粉の作業みたいなものを省力化するために導入したというふうなことも言われているようなんです。ですから、例えば一つの農家のハウスから、そこで授粉が終わったら次のハウスにミツバチを持っていって、そういうローテーションみたいなこともやられているようなんです。
これらの都県におきましては、人工授粉などによります代替策にいろいろ取り組んで、不足の影響の回避にも努めているわけでございます。 農林水産省といたしましても、各都道府県におきまして、園芸農家と養蜂家の間でマッチングするための需給調整システムを立ち上げまして、過不足に関する情報提供や県間調整を行うことなどによりまして、ミツバチの安定供給の確保を図っていきたいというふうに考えているところでございます。
また、これも私、地元から電話をいただいて、ああこんなことかと思ったのですが、人工授粉に使われる中国産の花粉の輸入。これはナシのケースだったんですが、四月の作業シーズンを前に一時とまっておりまして、生産農家から不安の声が上がったという事件が最近ございました。
当時の、私の官房副長官当時の秘書官が農家に短期間、奥さんと一緒に滞在しまして、リンゴの授粉を自分でやったんですね。で、その後、その授粉した成果としてできたリンゴは後で送ってこられた、これはもう一回行ってみたいと、このように思ったそうでございまして、やはりそのように経験をする。私も、当時この副大臣の方々と一緒に田植を経験をいたしました。
後者の低コスト植物工場成果重視事業というのは、台風にも耐え得るような耐候性ハウスの実現、授粉作業が要らない単為結果性品種の開発などさまざまな目標設定がなされているところでございます。 IT化を進めれば、当然に生産性が向上いたしますが、品種格差、それと経営格差といった負の部分も無視できないのではないかというように思っております。
鳥取県の園芸試験場では、県独自の事業として、年間五千枚のナシの葉の検体を調査して、人工授粉の必要性の有無や、果実の貯蔵性とDNAとの関係を調査しております。 農水省として、各県の特産ともいうべき農産物について、知財立国として、新品種を活用した産地振興、これを積極的に支援すべきではないかと思うのですが、大臣、どうでしょうか。
では、その一方、このセイヨウオオマルハナバチを利用されている農家、とりわけハウスでトマト、ナスの授粉関係に御利用いただいている農家の方々はどれぐらいいらっしゃるんだろうかと。当初、通告では、利用状況についてということで、面積であるとかをお尋ねしたいと思っておったんですけれども、農水の方で数字を把握していらっしゃると思いますので、もしわかれば、ぜひ農家の数もあわせてお願いいたします。
セイヨウオオマルハナバチは、約二千七百ヘクタールの野菜の施設におきまして、トマトであるとかナスの授粉作業に利用されておるところでございます。特にトマトにつきましては、栽培面積が約八千ヘクタールありますが、その約三割、二千六百ヘクタールでセイヨウオオマルハナバチが利用されている状況でございます。
ブラックバスやセイヨウオオマルハナバチなど、一部の湖沼で漁業権の対象魚となっていたり、温室トマトの授粉に利用されていたりする種を、あくまでも科学的な知見から判断して特定外来生物に指定できるかが問われます。種の保存法の場合、絶滅のおそれのあるとして環境省のレッドデータブックに掲載された生物種二千六百六十二種のうち、わずか六十二種が政令指定されているのみです。
○石田(祝)委員 これはこれから御検討いただくということになると思いますけれども、現実にこのハチを利用してトマト農家が授粉等をやっている、約三分の二のところがやっているという、私の県もそうなんですけれども、そういうところも一つは踏まえていただいて、これは御検討をぜひお願いをしたいと思っております。
○石田(祝)委員 これは、全国のお話もしていただきましたけれども、時間の関係で地元から資料を取り寄せたんですけれども、やはりここでも、トマト類で六五・三%がこのハチを利用して授粉をしている、こういう状況であります。
セイヨウオオマルハナバチは、約二千七百ヘクタールの野菜施設におきましてトマトなどの授粉作業に利用されまして、生産現場において労力の軽減やホルモン剤の代替などに大きな役割を果たしております。 特に、トマトの施設栽培約八千ヘクタールにおいては、その約三割の二千六百ヘクタールでセイヨウオオマルハナバチが利用されており、農業の利用上極めて重要な位置づけとなっております。