1965-05-11 第48回国会 衆議院 運輸委員会 第30号
○若狭政府委員 特定水域航行令によって掃海水路の指定だけを現在廃止しようとしておるわけであります。これは播磨灘等の比較的船舶交通の少ないところだけでございまして、たとえば備讃瀬戸あるいは来島海峡というところの特定水域航行令の指定を取り消すわけではございません。
○若狭政府委員 特定水域航行令によって掃海水路の指定だけを現在廃止しようとしておるわけであります。これは播磨灘等の比較的船舶交通の少ないところだけでございまして、たとえば備讃瀬戸あるいは来島海峡というところの特定水域航行令の指定を取り消すわけではございません。
従いまして、全部ではございませんが、やはり特定の狭い掃海水路は、運輸省としましては指定すべきである、こういうふうに考えております。
かようなことになつておりまするが、従来の実績から見まして、日本側のやつた掃海水路において事故を起した例はないのでありまして、むしろチエツク・スウイープの済んだ所で事故があつたというような経緯もございまして、日本側としましてはできるだけそういうような事情を関係の筋へ申しまして、日本側のスウイープの済んだ所へは外国船も入れてほしいということは、極力折衝して参つて来たのでありますが、現在におきましてもなお
○橋本政府委員 当局においては目下その筋の命令によつて、戰災の復旧と掃海水路の設標作業に幾多隘路を克服して、辛うじてその責任を遂行している現状である上に、現在の國家財政はきわめて緊迫しているので、宇和島地方海運復興連盟会が中心となつてこれが実現を期することとなり、当局においても極力協力する方針をもつて、六月十六日セメント二十トン送付し、残余のセメント及び鉄筋は第二、四半期において割当る予定である。
なおこれらの掃海水路の航路標識の整備には、最も努力をいたしておるところでございますが、主要海水路の大部分は大體において、ただいま申しましたように掃海を終つたのであります。