1957-02-19 第26回国会 衆議院 決算委員会 第6号
その結果前年から見ましてだいぶよくはなっておりますが、なお同一個所の工事を農林省または建設省と重複して決定しているもの、あるいは災害を受けていないのに改良工事を施行しようとしておるもの、港内に堆積した土砂の浚渫量、被災流失した防波堤の捨石量を過大に積算しているもの、こういうものが多数にありまして、件数におきまして百十二工事、金額において五千万円、これだけが過大に査定されているということを運輸省に注意
その結果前年から見ましてだいぶよくはなっておりますが、なお同一個所の工事を農林省または建設省と重複して決定しているもの、あるいは災害を受けていないのに改良工事を施行しようとしておるもの、港内に堆積した土砂の浚渫量、被災流失した防波堤の捨石量を過大に積算しているもの、こういうものが多数にありまして、件数におきまして百十二工事、金額において五千万円、これだけが過大に査定されているということを運輸省に注意
それから捨石量全体の問題ですが、当初設計は一万七千立米、それが一万五千九百立米という設計を立てられたが、現実にお捨てになつたのは一万三千立米をお捨てになつたに過ぎない。これで見ると結局当時の基本の設計数量だけはお捨てになつたが余盛りをしなければならんわけですが、道路工事でも掘返した後の土を見ますと、余盛りをして少し高くなつておる。