1958-06-25 第29回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
四番目に、浮流機雷の捜索処分でありますが、日本海及び津軽海峡方面における機雷の出現状況は、毎年減少の傾向を示しておりますが、まだ楽観を許さないので、北海道の白神岬、青森県の龍飛崎にあります機雷探知所のレーダーと、函館、新潟、舞鶴の各航空基地にヘリコプターを置いておりますが、それを動員いたしまして、防衛庁とも協力して海空からの立体的哨戒を行なっておるのであります。
四番目に、浮流機雷の捜索処分でありますが、日本海及び津軽海峡方面における機雷の出現状況は、毎年減少の傾向を示しておりますが、まだ楽観を許さないので、北海道の白神岬、青森県の龍飛崎にあります機雷探知所のレーダーと、函館、新潟、舞鶴の各航空基地にヘリコプターを置いておりますが、それを動員いたしまして、防衛庁とも協力して海空からの立体的哨戒を行なっておるのであります。
次に浮遊漂着機雷に対する問題でありますが、第九管区海上保安部では、巡視船艇七隻と外海で活動し得るPM或いはPS級四隻の船舶を以て新潟、富山、石川の三県の厖大な沿岸を警備しておりますが、当管区は他管区に比較しまして漂着機雷が多く、特に冬期は全日本沿岸の約半数を占ておりまして、昨年の朝鮮事変以来更に増加しておるような状況で、その処置に当りましてはMS船、巡視船にも航路啓開部の処分班を乗船せしめて捜索処分
なお日本海に浮遊機雷が発見されまするや、全国の航路啓開の基地から巡視船を多数日本海に派遣いたしまして、掃海隊を編成して捜索、処分に努力いたしまして、なおかつ処分除を増員いたしまして、処分隊の諸道具を整備拡充いたした次第であります。