1951-03-08 第10回国会 衆議院 本会議 第19号
そのうち委員側から、講和條約を待たずに、この條約に急いで加入する特別の理由があるかと事の質問がありました、が、これに対し政府側からい鯨族保護の見地から條約に加入して国際義務を遵守することは、わが国の国際信用を得るためにも望ましいことであり、かつ現在南氷洋に操業しておるわが国の捕鯨船団等について政治的その他技術的に受ける利益があり、また今後例年開かれる捕鯨委員会に日本代表が出席してわが方の主張をなし得
そのうち委員側から、講和條約を待たずに、この條約に急いで加入する特別の理由があるかと事の質問がありました、が、これに対し政府側からい鯨族保護の見地から條約に加入して国際義務を遵守することは、わが国の国際信用を得るためにも望ましいことであり、かつ現在南氷洋に操業しておるわが国の捕鯨船団等について政治的その他技術的に受ける利益があり、また今後例年開かれる捕鯨委員会に日本代表が出席してわが方の主張をなし得
○草葉政府委員 特に講和條約を待たずに、現在急いで加入する何か特別な理由があるかという御質問の要旨と存じますが、戰前の日本の捕鯨業につきましては、諸外国の間にいろいろ非難ということがあつた関係もありまして、できるだけ早く加入することによりまして、これらの問題も解消すると同時に、諸外国の信用を裏づけることが、一層必要ではないかと考えられます点と、現在操業いたしております南氷洋の捕鯨船団等につきましても