1953-07-17 第16回国会 衆議院 外務委員会 第15号 そこで本人の意思を初めて問題にしておるわけでございますが、しかしこの捕虜本人の意思表示の仕方たるや、傷病兵なるがゆえに、まだからだも回復しておらないのに、長い旅行で帰るということは自分はいやだ、もう少しゆつくり静養していたいという捕虜まで、無理に返すのは困る。そういうところから来ておるのであります。 下田武三