1951-08-10 第10回国会 衆議院 農林委員会 第51号
翌日は早朝金沢市を出発し、北陸線を経由して新潟県に入り、直江津市において下車、県庁の自動車を拝借して中頚城、東頚城の両郡下を視察し、積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法に基く農業振興計画作成の状態、地すべりによる耕地山林の被害状況、いわゆるぼい山と称する不良薪炭林の概貌等について現地官民の説明を聞きつつ、同夜は長岡市に投宿をいたしました。 翌三十日は長岡市より新潟市に参りました。
翌日は早朝金沢市を出発し、北陸線を経由して新潟県に入り、直江津市において下車、県庁の自動車を拝借して中頚城、東頚城の両郡下を視察し、積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法に基く農業振興計画作成の状態、地すべりによる耕地山林の被害状況、いわゆるぼい山と称する不良薪炭林の概貌等について現地官民の説明を聞きつつ、同夜は長岡市に投宿をいたしました。 翌三十日は長岡市より新潟市に参りました。
○説明員(庵原文二君) 単作関係の補正予算につきましては、七月二十日の第二回単作審議会におきまして農業振興計画に伴う予算金融措置の件、決議が行われました。その基本的方針に意を体しまして、予算編成を行いました次第でございます。
地方公共団体をして、その地区の実情に即した社会福祉事業振興計画というものが、政府の手によつて立てられなければ、私は今日以後もなおこの目的を進歩向上せしめて、福祉国家を実現することができないと思うのでございます。この点強く政府に要望いたしたいのでございます。
二、政府は社会福祉事業の振興に関する根本計画を樹立すると共に、地方公共団体をしてその地区の実情に即応した社会福祉事業振興計画を樹立せしめること。 三、不良社会福祉事業の粛正を断行すると共に、優良社会福祉事業の助成を図り、且つ公的社会福祉事業施設の改善向上に努力すること。 四、社会福祉事業関係者の処遇並びに社会福祉事業功労者の表彰について特別の措置を講ずること。
農林大臣はこの審議会の決議を経て道府県の区域に積雪寒冷單作地帯を指定し、その指令に基いて道府県知事は市町村の区域に積雪寒冷單作地区を指定し、市町村、道府県及び国のおのおのの段階において、農地の開発、改良、保全、その他土地の生産條件の整備及び土地利用の高度化、農業技術の改良、その他農業生産の増強、農畜産物の加工、販売その他処理改善、その他農業経営の合理化及び農民生活の改善に関する諸事項を内容とする農業振興計画
二、政府は社会福祉事業振興に関する根本計画を樹立すると共に、地方公共団体をしてその地区の実情に即応した社会福祉事業振興計画を樹立せしめること。 三、不良社会福祉事業の粛正を断行すると共に、優良社会福祉事業の助成を図り、且つ公約社会福祉事業施設の改善向上に努めること。 四、社会福祉事業関係者の処遇、並びに社会福祉事業功労者の表彰について特別の措置を講ずること。
(拍手) 私は必ずしも階府別選挙に対して、まつたく有害無益だとは申しませんが、ここに愼重な考慮を拂わなければならないことは、階層意識を強く持つことが、はたして町村の振興計画を樹立する上にどれだけ役立つか、ことに農地委員会の選挙が政党と結びついたがごとき事実は、何人でも否定できないと思うのであります。
もう一つは、一元化して従来の三つのおのおの異なつている事務をやつていたものを、人間も縮小してそうして将来の農業の生産力の発展等のために各農村に振興計画を立てて行くというような希望を持つてやられて行くのでございますが、これを実行に移す場合に、地方の団体のほうは〇・六人というようなものを、合せて一人前にしたようなことをやつておりますが、農林省のほうでは、差当りこういうような委員会のようなものについての所掌事務
○片柳眞吉君 私はこの法案には全面的に賛成をいたしますが、ただ特にこれは提案者に御要望いたすのでありますが、農業振興計画を実施するために必要な経費を予算に計上する、こうなつておりますが、この点につきまして我々も勿論協力いたしますが、特に提案者におきまして今後政府側と極力折衝して頂きたい。
すなわちその骨子は、第一点は、積雪寒冷單作地帯振興対策の基礎となる農業振興計画を、市町村、道府県及び中央の三段階で、互いに関連性を持たせつつ、おのおの独立した計画として作成すべきことを法律上命令し、かつ国はこの計画の実施に関して予算の範囲内で援助する義務を負うことを明らかにしているのであります。
なおこれで決して十分であるとは思つておりません、引続き今後の対策を講じまして、せつかく立てました畜産振興計画なり、自立経済計画なりが挫折いたさないようにいたしますことが、私たちの務めであると考えております。
幸いこの程度のものでも立案され、衆議院を通過いたし、参議院に送付されたということは、甚だ我々は喜んでおるものでございますが、これに関連いたしまして第五條の三項に、「政府は、毎年度、国の財政の許す範囲内において、第一項の農業振興計画を実施するために必要な経費を予算に計上しなければならない。」こうありますが、一体政府はどれだけの熱意を持つてこの予算を計上されるおつもりでありますか、お伺いいたします。
即ち、政策の基礎を明確に且つ全面的に打出しますために「農業振興計画」を、市町村、道府県及び中央の各々の段階において策定することを法律的に命令し、その実施に対して国は財政金融力の許す最大限度において援助する義務を負うことを明らかにいたしましたこと。 二 積雪寒冷単作地帶の指定並びに振興計画の承認等に関する議決を行い、且つ農村振興に関する審議並びに建議を行うために審議会の設置を規定しましたこと。
農業改良普及員の仕事は、技術が主体でありますが、その普及員の仕事が一たび農業経済に移り、農業経営から、さらに村の全体の総合的な農業振興計画に移る場合におきましては、すなわち農業委員会がこれを取上げて、そうしてそれを協同組合に移して行つて、初めて有機的な振興がはかられるというような考え方を持つておるのでございまして、具体的に申しますと、普及員の方々によつて、かつそれらの考え方が農業委員会を通じて大きな
すなわち一、政策の基礎を明確にかつ全面的に打出しますために、農業振興計画を市町村、道府県及び中央のおのおのの段階において策定することを法律的に命令し、その実施に対して、国は財政金融力の許す最大限度において援助する義務を負うことを明らかにいたしましたこと。二、積雪寒冷單作地帯の指定並びに振興計画の承認等に関する議決を行い、かつ農村振興に関する審議並びに建議を行うために審議会の設置を規定しましたこと。
農業委員会につきましては従来の三つの委員会を合せて町村における自主的意思に基いて農業振興計画を立てしめるという点から、この設置を法律案として出しておりますが、その補助費十八億六千八百万円であります。
次に、農業委員会に必要な経費としまして、農民の自主的意志に基いて農業振興計画、農地関係の調整並びに農業技術の改良等を総合的に計画実施せしめるため、地方公共団体に農業委員会を設置することとし、そのために必要な補助十八億六千八百万円を計上しております。
ところがこれも先ほど申し上げました通り、予算の伴わない振興計画でありますので、はなはだそこには実質的に惠まれておらない、こういう点が多分にあるのであります。私どもは今見ますと、小委員長の報告に各項を並べてありますが、その一々を検討しても、相当重要な問題であると考えるのであります。
その支柱の一つは、何と申しましても貿易の振興計画であります。もう一つは国内の総合的資源の開発計画というもの、これを両方の支柱といたしまして、あらゆる計画を立てるべく、目下施策中であります。
○藤野繁雄君 第三番目は農業不況打開及び農業の振興計画並びに農業振興刷新運動であります。この問題につきましても三月二十九日の予算委員会において農山漁村振興の国民運動を起す意思はないか、こういうことを総理大臣に質問したのでありますが、総理大臣はこれに対してこんな答弁をしておられるのであります。
○藤野繁雄君 私は農業経営上の赤字の原因及び農村不況の原因を探究いたしまして、拔本塞源的な施策を講じますために、速かに市町村ごとに農業不況打開及び農業振興計画を樹立実行せしむると同時に、農業振興の中核体である農業の振興刷新計画を樹立せしめまして、即ち市町村の計画に基いて單位農協の基礎を確立せしむることが最も緊要と思うのであります。
でとろうというものには、有機性を欠いている、又見返資金を国家の基本産業にも投じている方途等から見ても、地方の今回の税制というものには矛盾を来たしておるきらいがあるのでありまするが、こういう点について、地方税は、国のこうした財政経済方法に対する今回の地方税というものは、地方自治の確立が地方財政の強化であるという趣旨は分りますが、これは歳入面における地方自治、地方財政の強化であつて、国全体の産業計画、或いは貿易振興計画
東北地方に関しましては、東北の凶作だとか、あるいは飢饉だとか、経済悲況に陷つた場合においてのみ、救済的な意味において東北振興計画を立てられ、そうしてそれが結論を得ずして、うやむやの間にわけがわからなくなつてしまつたとういうのがこれまでの状態でございます。
そこで来年度におきましても、やはりすでに各府県から公式、非公式に相当な要望が参つているわけでありまして、これを配置いたします場合にには、お話のように偏つてこれを分布するというようなことでないように、そのためにはそれぞれの県の畜産振興計画、その本となつております家畜の現在頭数、或いは飼養農家の数と、こういうようなものを基礎といたしまして、私共といたしましては各府県の非常な熱望の中にも、若干の熱心さのありましたものはございますけれども