1948-03-22 第2回国会 衆議院 本会議 第28号
本年度は、前内閣におきましてこれを六〇%に高めるべく生産設備の整備、貿易の振興、生産資金の放出並びに國際関係よりの援助等万全の手配を盡してまいつたのでありまするが、しかし、どの角度から見ましても、生産が昨年度の倍の六〇%か、たかだか六五%がせいぜいのところであります。
本年度は、前内閣におきましてこれを六〇%に高めるべく生産設備の整備、貿易の振興、生産資金の放出並びに國際関係よりの援助等万全の手配を盡してまいつたのでありまするが、しかし、どの角度から見ましても、生産が昨年度の倍の六〇%か、たかだか六五%がせいぜいのところであります。
○大池事務総長 先日中小企業廳の設置法案をどこへ付託するかということをお諮り申し上げました際に、行政機構という面から見れば決算に行くのだけれども、中小企業の振興ということが中心問題になつておるから、商業委員会の方がよくはないかというお話を申し上げまして、実態的に中小企業の振興であるという意味から商業委員会に付託することに一應の御決定を見たわけでありまして、從つて商業委員会へ付託をいたしたわけであります
その生じて來ました主たる原因は輸出が思う通りに振興しないのであります。輸出が振興しませんと、輸出いたすべき物資を貿易資金において買取る必要がなくなるのであります。それだけの金額が貿易資金の支出の面から落ちるわけであります。でありまするから當初貿易資金の赤字といたしまして豫定しておつた額がだんだん減つて來るような傾向になつたわけであります。
日本のような特殊の形態をもつ國においては、國土に適する産業を檢討して、これを振興しなければなりません。その点から水力電業を開発することは、石炭の不足がちなるわが國にとつて焦眉の急務でありまして、殊に大規模の発電工事については、政府がその資金を供給することも考慮しなければならぬと思います。 食糧問題については、最近来の供出が未曽有の好成績を示しまして、すでに一〇〇%を超えております。
また、これら基礎的産業部門の整備と相並行して、繊維工業等の輸出産業の振興に力をいたしますとともに、これに相関連する中小工業の振興につきましても、技術経営等の改善に着実な努力を沸いた所存であります。
我が國のように特殊の形態を持つ國においては、國土に適する産業を檢討してこれを振興しなければなりません。その点から水力電氣を開発することは、石炭の不足勝ちである我が國に取つて焦眉の急務でありまして、大規模の発電工事については、政府が特にその資金を供給することを考慮しなければならんと思います。 食糧問題については、最近米の供出が未曾有の好成績を示して、すでに一〇〇%を超えております。
又これら基礎的産業部門の整備と相並行いたしまして、繊維工業等の輸出産業の振興に力をいたしますと共に、これに相関連いたします中小工業の振興につきましても、技術、経営等の改善に着実な努力を拂いたい所存であります。
長官官房の外に振興局と指導局の二つを置きまして、今申上げたような目的を達しようというわけでございます。官廳の設置法案でありますので、從前こちらでは決算委員會の方に付託せられることに大體決つておりましたが、衆議院の方で商業委員會にこれを付託しておりますので、一應本委員會で付託委員會を御決定願いたいと、こういうわけでございます。
それから地方税と地方の財政との関係でございますが、これは地方の財政が、現在中央もそうでありますけれども、特に地方において地方財政がすこぶる窮乏しておるという事実と、それがために税の過重があるということが、これまた地方の振興あるいは特に中小企業等に與える影響も非常に大きいのであります。
さいわいにして諸君が私のこの微意に耳をおかしくださいますならば、問題のかぎである蚕糸業の振興をいかにしてはかるかというとびらを開けるために提唱せんとする具体的事項を列挙してみたいと思います。
ところが、内容は中小企業の振興のために出すということでありますので、商業委員会の分担事項ではないか、両方共管的にも考えられるわけであります。 それから軽犯罪法案というのは、從來の警察犯処罰令がなくなり、その勅令が法律に変つたのでありまして、内容的には全部司法委員会の方に属するものでありますが、全般的に見まして、これは一般の治安に関係するものである。
中小企業の振興をはかるために、商工省におきましては、近く中小企業廳というものを設置いたしまして、これに大きな努力を拂うということになつているのであります。これはまことに結構なことでありますが、やはりこの中小企業廳にも地方出先官憲というものができまして、地方における中小企業廳の出張所というようなものが予想されるのであります。
○小林英三君 私はこの機会におきまして、中小工業の我が國の産業の上におきまする重要性を考えまして、官民共に認識を新たにいたしまして、そうしてその振興策を講じたいというような意味を以ちまして、討議を続けて行きたいと存じます。
○栗栖國務大臣 今われわれ党を同じくしております小澤氏議士からの、水産に関する予算その他についてのお尋ねがあつたわけでありますが、私は單に大藏大臣として予算その他をいたすという関係からここでお答えするだけでなしに、國務大臣といたしまして、水産事業についてはいささか金融その他について十数年の経驗をもつております次第でありまして、ここでこのいい機会をとらさせていただきまして、水産事業の振興ということと、
厚生委員會社會事業振興に關する小委員といたしまして、河崎ナツ君、中平常太郎君、草葉隆圓君、木内キヤウ君、波田野林一君、服部教一君、姫井伊介君、宮城タマヨ君、山下義信君、以上九名を指名いたします。 厚生委員會住宅問題に關する小委員といたしまして、内村清次君、三木治朗君、安達良助君、小林勝馬君、小杉イ子君、米倉龍也君、千田正君、穗積眞六郎君、池田宇右衞門君、以上九名を指名いたします。
————————————— 本日の會議に付した事件 ○地方自治法第百五十六條第四項の規 定に基き、檢疫所の増設に關し承認 を求める件(内閣提出、衆議院送 付) ○醫療制度、社會事業振興及び住宅問 題に關する小委員設置に關する件 —————————————
國土計画に関する調査承認要求書 一、事件の名称 治水、利水、各種港湾、道路、開拓、開墾、戰災復興、國立公園其の他一般國土計画に関する調査 一、調査の目的 食糧生産、民主産業の振興、災害の復旧を最も効果的ならしめるための國土計画を樹立する。 一、利 益 縮小せられたる國土において我が國政治、経済、産業、文化の基盤たる民生の安定を計る基礎となる。
これは事業をよくするということよりも、今國民全體は郵便も電信も電話も駄目だという感を持つておるのですが、その國民の文化生活を高めるとか、或いは商工業を振興させるという上にどうしても必要だと思うのであります。
石炭、鉄鋼、肥料、電気等、今日その再建を喫緊とする基礎産業に対し、重点的に融資されてまいつたのでありますが、これらとともに、中小工業の育成振興についても、常に積極的な努力を拂つているのでありまして、昨年末の融資実績によりましても、いわゆる中小工業と目すべき三百万円未満の貸出件数は、二千三百二十件、十七億余万円に達し、公園及び石炭関係を除く一般産業融資に対しては、件数において六六%、金額において一〇%
○高橋(榮)委員 私は全面的に賛成するものでありますが、今の御報告を聽きますと、福島縣から東北振興へ拂い下げたというようなことになつておつて、これが一見合法的なように信じられておるようでありますけれども、國家が所有しておるものは、結局國家の財産であつて、いわゆる國家財産の処理方法は、國有財産処理規程に基いてやらなければならない。
その後、昭和二十一年二月十六日、東北振興が福島縣知事あてに拂下申請をして拂下げとなつたので、昭和二十一年二月十九日に猪苗代警察署長立会の上、縣特殊物件課長から正式に引渡しを受けたものである。そして昭和二十一年三月一日にこの物が進駐軍から正式に日本政府へ返還された。
昭和二十三年二月三日(火曜日) ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 ○警察官教育施設視察のための議員派 遣要求に関する件 ○厚生諸法規の地方における実施状況 等調査のための議員派遣要求に関す る件 ○治安及び地方制度に関する調査承認 要求の件 ○祝祭日の改正に関する調査承認要求 の件 ○観光事業に関する調査承認要求の件 ○社会事業振興に関する調査承認要求 の件 ○
社会事業振興に関する調査承認要求書 一、事件の名称 社会事業振興に関する調査 一、調査の目的社会事業の振興を図るため、これらの施設、機関及び法規等の現賦を調査檢討し、將來の対策を樹立する。 一、利益 社会事業全般の整備及び拡充強化に寄與する。 一、方法 小委員を設けて関係者から説明及び意見を聴取し、資料の提出を求め、且つ必要に應じて実地調査を行う。 一、期間 今期國会開会中。
通貨も安定し、クレジツトの設定も行われ、貿易は振興され、すべての生産が活氣を呈することとなることを確信するものであります。目下問題となつております隠退蔵物資などを明るみに出して、ルートに乗せることも必要でありましようが、これなどは片々だる問題であると言わねばなりません。
もう時間が参りましたからいけませんが、中小商工業の輸出方面の転換振興について一言申上げたいと思うのでありますが、どうしても政府は各国から中小商工業者のなすべき将来の輸出商品のサンプルを取寄せまして、各府縣に模範の工場を作る。旧工場を利用してもよろしい。模範工場の施設をいたしまして、各府縣に十分な刺戟を与える。
〔副議長退席、議長着席〕 若し通貨の増発が生産を振興し、生産と平行して行われるならば、通貨の増発は必ずしも恐るるに足らないのであります。何となれば生産が増強し、物資が豊かになれば、国民生活はおのずから安定することは申すまでもありません。例えば通貨が今日の二倍になつても、生産が今日の三倍になれば、これも悪性インフレとは申さないからであります。