2015-06-09 第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号
○三浦政府参考人 お尋ねのような報復事例について網羅的には把握をしておりませんけれども、暴力団員である被疑者が実際に組織から報復を受けた事例として、例えば、詐欺事件の被疑者として逮捕され、自身や共犯者の犯行を認める供述をした暴力団幹部が組織から指詰めを強要された事例等を把握しております。
○三浦政府参考人 お尋ねのような報復事例について網羅的には把握をしておりませんけれども、暴力団員である被疑者が実際に組織から報復を受けた事例として、例えば、詐欺事件の被疑者として逮捕され、自身や共犯者の犯行を認める供述をした暴力団幹部が組織から指詰めを強要された事例等を把握しております。
○政府参考人(近石康宏君) 警察庁といたしましては、そもそも入れ墨や指詰めの強要等につきましては、事件検挙や暴対法に基づく中止命令の発出などによりましてその未然防止を図っているところでありますが、これをした人、その人が暴力団を離脱するという機会には、この入れ墨や指詰めが委員御指摘のように社会復帰を阻害する要因というふうになっていると思われます。
指詰め等の再生手術の問題でありますけれども、これは非常に費用がかかります。こう言ってはなんでありますが、これを解決していくことが復帰のための道筋をつくるという意味において非常に重要でございますので、何とかしたいというぐあいには思うのでありますけれども、まずその一つとしてはどこに行ったらいいかということであります。
ちょっと紹介をさせていただきますと、それは自主的な組織でございますが、例えば警察はもちろんでありますけれども、職業紹介の関係で職業安定行政機関、それから保護対策の関係で各県警察、あるいは離脱者の受け皿というようなことで各企業、そして更生保護の関係団体、あるいは指詰め等をしておる暴力団員につきましてはその手術をする必要があるというようなことなどから整形外科のお医者さんに入っていただいておるところもございます
また、悪習として残る指詰めの強要の禁止、少年に対する入れ墨の強要も禁止するなどの規定が盛り込まれており、これは指がなかったり入れ墨がありますと暴力団員からの社会復帰の妨げになるなどが考えられるわけです。 改正の効果につきましては、私も評価をいたしております。
また、今回の改正案におきまして、内部統制行為であります加入の強要等あるいは指詰めの強要の命令等の行為に対しまして禁止規定を設けまして、上位者の責任追及を図ることとしたいということで御提案を申し上げたものでございます。
本案は、最近における暴力団からの離脱者の増加その他昨今の暴力団に係る諸情勢にかんがみ、暴力団員の暴力団からの離脱を阻害する不当な行為を防止し、暴力団員の社会復帰を図るとともに、暴力団員による不当な要求行為の規制を強化しようとするものであり、その主な内容は、 第一に、指定暴力団員が団員に対して指詰めを強要すること等を禁止するとともに、少年に対して入れ墨を強要すること等も禁止することといたしております
これは、指詰めや入れ墨が暴力団から離脱した者の社会復帰の障害となり、暴力団員の暴力団からの離脱を阻害している実情にかんがみ、指定暴力団員が他の指定暴力団員に対して指詰めや入れ墨を強要すること等を禁止するものであります。 その一は、指定暴力団員が他の指定暴力団員に対して指詰めを強要すること等を禁止することとするものであります。
○廣瀬政府委員 指詰めをしたときの指の再生手術の費用でございますが、およそ七十万円から百万円というふうに聞いております。それから入れ墨も、先生御指摘のとおり、場所によって違う、あるいは全身入れ墨、あるいは部分的入れ墨、いろいろ費用も違うようでございますが、場合によっては百万円以上かかることもあるというふうに聞いております。
したがいまして、指詰めや入れ墨の再生手術のみを保険給付可能にするということは、現行制度からはできないものと承知いたしております。
これは、指詰めや入れ墨が暴力団から離脱した者の社会復帰の障害となり、暴力団員の暴力団からの離脱を阻害している実情にかんがみ、指定暴力団員が他の指定暴力団員に対して指詰めや入れ墨を強要すること等を禁止するものであります。 その一は、指定暴力団員が、他の指定暴力団員に対して指詰めを強要すること等を禁止することとするものであります。
しかし、この離脱を阻害している要因というのがございまして、例えば指詰め等が盛んに行われているという実態でございます。こうしたことに的確に対応する等、暴力団対策法の一部改正を今国会においてお願いしたいと考えておるところでございます。 暴力団対策はこれからがまさに正念場でありますので、犯罪の取り締まりあるいは暴対法の積極的な活用、暴力団排除活動の強力な展開に努めてまいりたいと思っております。
○廣瀬政府委員 暴力団をやめたいという者の社会復帰の現況はどうかということでございますが、先生御指摘のとおり、例えば指詰めがあるとかあるいは入れ墨があるというようなことで、なかなか就業は難しいという状況でございますし、また、就業しました場合にも長続きしないというようなこともございまして、社会復帰には相当の困難が伴うという現況でございます。
これは無理もない点もあるわけですけれども、その際には、御指摘のような指詰めなどの問題が、形がありませんからね。ですから、これは本当に難しい問題も含まれておると思いますね。 これは思いつきのような話ですけれども、この間も話題になりましたように、何か医学的な処置によって足の指をつけるとか、そういうことが今現実になされているようですね。
また、御指摘の暴対法の一部改正を現在検討中でございますが、暴力団から離脱することの一番の阻害になっておりますのは、指詰めをされるあるいは入れ墨を入れられるということでございますので、このような指詰めあるいは入れ墨を強要する行為に対しまして措置命令をかけるべく法改正を考えているところでございます。
その一つは、暴力団の多くが指詰めをされている。これは市民に迷惑をかけたからというのではなくて、むしろ親分の言うことを素直に聞かなかった、内部統制的に指詰めをされているというのがかなりございます。それからまた入れ墨をする。
改正の主要な骨子は二点ほどございまして、一点目は、暴力団員の社会復帰を阻害する不当な行為を防止するため、指詰めや入れ墨など暴力団からの離脱を阻害する不当な行為を禁止いたしますとともに、加入の強要等に関する規定を整備しますほか、暴力団を離脱した者の社会復帰の援護に関する規定を整備したいというものであります。
それから、先ほどは質問しておりませんが、今度の新法、改正法に関係をするようですが、指詰め、入れ墨等、社会復帰をする場合に指がないですから非常に難しいのですね。何か足の指をくっつけるというお医者さんがはやっているという話を聞いていますが、そういう実態はどうなのか。指がない人はなかなか、そうはいっても再就職は本当に難しいですよ。