1975-08-08 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号
測定機器は、日本工業規格C一五〇二に定める指示騒音計、もしくは国際電気標準会議のpub/179に定める精密騒音計、またはこれらに相当する測定機器を用いる。」ということといたしております。また「測定場所」ということにつきましては、まず第一に「当該地域の騒音を代表すると思われる地点または騒音に係る問題を生じ易い地点を選ぶものとする。」
測定機器は、日本工業規格C一五〇二に定める指示騒音計、もしくは国際電気標準会議のpub/179に定める精密騒音計、またはこれらに相当する測定機器を用いる。」ということといたしております。また「測定場所」ということにつきましては、まず第一に「当該地域の騒音を代表すると思われる地点または騒音に係る問題を生じ易い地点を選ぶものとする。」
すなわち、この指示騒音計だけであれば、これはだめであるけれども、この記録高速度レベルレコーダーを使った場合には、それはやれるんだ、こうおっしゃるのですね。しかもそれも二十ですから、あなたは八十に固定した場合は、百までしか実際は出ないわけですね。ところが、リオンの本社で聞きますと、プラスマイナス十五以上をはかっても不正確だとはっきりいっておられるわけですね。
ただし、レベルレコーダーに接続いたしますと、指示騒音計はマイクロホンの増幅器にかわりましてセットしたレベルが基準線になります。したがって、レベルレコーダーのほうでは五十db測定されることになっておりまして、基準線プラス二十、マイナス三十測定できることになっております。したがいまして、ほぼ八十なり九十なり最高値を示すと思われるところに基準線を設けて、上限は二十dbの余裕を持っております。
これはりオンの指示騒音計と申しますが、この指示騒音計を八十ホンに固定をされておられるのですね、石野さん、八十と九十に固定されている。ところが、ほんとうに正確な測定をするためには 飛行機の音が高くなったときには、百ホン出るときには、このレベルスイッチを九十、百に回して正確にキャッチするというのがこの機械なんです。これを固定してしまっている。
それから、いま、あとで御質問になりました騒音計でございますね、騒音計は現行計量法における法定の計量器となっておりまして、もちろん検定の対象に一応法律上はなっているのですが、まだ実施に至っておりませんが、開発状況を見ますというと、普通の指示騒音計はJISC一五〇二、簡易騒音計がJISC一五〇三、精密騒音計がIEC——国際電気技術委員会の国際規格一七九に基づいてそれぞれ製造されておりまして、新たに開発を
警察が強制的に騒音やばい煙等の取り締まりをいたしますには、指示騒音計やばい煙濃度計等の器具を使用いたしまして、極力努力をいたしておるのでございますが、先ほど申し上げましたような困難がございまして、今後の騒音取り締まりの方途としましては、交通機関、建設機械等の騒音発生の抑制をはかるための技術開発の推進をはかっていくということが根本的な問題ではないか、かように考えるわけでございます。
警察の強制力によるところの騒音あるいはばい煙取り締まりにつきましては、指示騒音計あるいはばい煙濃度計というような器具類を使用いたしまして極力努力をいたしておるわけでございますが、先ほど申し上げましたような困難がございますので、今後の取り締まりの方途としましては、交通機関あるいは建設機材等の騒音発生の抑制をはかるための技術開発の推進を根本的に必要とするのではないか、かように考えるわけでございます。