1956-10-01 第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第55号
第一班の御報告中にもございましたように、この第十二号台風は昭和二十四年以来の大きな台風でありまして、規模、実力ともにA級の台風であり、中心指度は九百三十ミリバールを示し、右半径七百キロまでは二十五メートル以上、千キロにおいても二十メートル以上の暴風雨を伴い、その進行速度も毎時十五キロ以内というゆっくりとした早さで、九州西方海上を西経百二十七度線に沿い北上し、日本海に去ったのであります。
第一班の御報告中にもございましたように、この第十二号台風は昭和二十四年以来の大きな台風でありまして、規模、実力ともにA級の台風であり、中心指度は九百三十ミリバールを示し、右半径七百キロまでは二十五メートル以上、千キロにおいても二十メートル以上の暴風雨を伴い、その進行速度も毎時十五キロ以内というゆっくりとした早さで、九州西方海上を西経百二十七度線に沿い北上し、日本海に去ったのであります。
また計器類も、計器の指度に一部異状を認められるものがありましたが、それは分解の結果、衝撃によるものと考えられます。衝突以前には、すべて正常の状態にあつたものと認められます。
○江崎(一)委員 そうしますと、二つの高度計が破壊したとはいえ、三原山の標高よりもはるかに高い指度を示しているということについては、どういう見解をとられたのでしようか。
○大庭政府委員 どういうように指度を示すかは、そのときの状況によると思いますが、いかような状況であつたか知りませんが、指度は五千六百七十フイートになつております。
○大庭政府委員 高度計は、御承知のように一つが五千六百七十フイート、 一方は短針だけでありまして八千フイート、これを調査いたしました結果、衝撃によつてそれだけの指度に変化して来た。これを元村まで持つておりますと、五千六百七十フイートを示したものが七千にかわつていた。
又、計器類も、計器の指度に一部異状を認められるものがありましたが、それは分解の結果、衝撃によるものと思われるのでありまして、激突以前にはすべて正常の状態にあつたものと認められるのであります。