1985-02-09 第102回国会 衆議院 本会議 第9号
(拍手) 今日、我が国が、国際国家の指導的一員として二十一世紀に向け活力ある福祉社会の基盤を築くためには、庶民経済の救援をも兼ねた「増税なき財政再建」の達成と内需主導の適正な経済成長の確立が必須であり、この解決こそ、当面する政治の緊急課題であります。
(拍手) 今日、我が国が、国際国家の指導的一員として二十一世紀に向け活力ある福祉社会の基盤を築くためには、庶民経済の救援をも兼ねた「増税なき財政再建」の達成と内需主導の適正な経済成長の確立が必須であり、この解決こそ、当面する政治の緊急課題であります。
このようないきさつと背景を持つ南ベトナム賠償が、岸首相もその指導的一員であった侵略戦争の償いを果たし、ベトナム人民と日本国民の友好親善関係を促進し、両国の平等互恵に立つ経済交流に役立つはずは絶対にあり得ないといわねばなりません。さらに、この賠償の内容に立ち入るならば、そのねらいと、それが何に使われるかは、あまりにも明々白々であります。