1954-03-22 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第18号
それでわれわれといたしましても、厚生省と連絡いたしまして、さきに大臣談話を出しましたり、あるいはまた一般消費者に安心して食べてもらうための指定陸揚地を五箇所きめまして、そこで検査をして一応売つている。指定陸揚地以外の所というのは、沿岸のまぐろなどで、全然安心して食べていただいていいのでございますが、検査がないまぐろはなおあぶないだろうというようなことで、これも売れないそうでございます。
それでわれわれといたしましても、厚生省と連絡いたしまして、さきに大臣談話を出しましたり、あるいはまた一般消費者に安心して食べてもらうための指定陸揚地を五箇所きめまして、そこで検査をして一応売つている。指定陸揚地以外の所というのは、沿岸のまぐろなどで、全然安心して食べていただいていいのでございますが、検査がないまぐろはなおあぶないだろうというようなことで、これも売れないそうでございます。
御承知のように生鮮水産物については甲級指定陸揚地というのがございまするが、加工水産物につきましては、甲級指定生産地域というのがございまして、共に農林大臣が指定した生産地であります。これを統制の簡素化の見地からいたしまして、できるだけ数を少くしたいということで案を作つておるのでございます。
一、生産地の指定 指定陸揚地(生鮮水産物)及び指定生産地(加工水産物)の区別を廃して鮮魚及び加工物水産物を総合的に勘案し、甲級、乙級の生産地を指定する。 右に伴い公認出荷機関及び荷受機関も生鮮加工の区別を廃し一本とする。現在は生鮮水産物につきましては指定陸揚地という生産地の指定の仕方をしております。
(三)甲級乙級指定陸揚地を廃し最小限度数の農林省直轄港指指定陛揚地を指定し其他の陸揚地は地方廳の指定とする。 (四)統制する水産物のリンク物資は百%になる様特別の措置を講じ、公平に配給し生産の増強を図ること。 二、出荷機関 (一)出荷機関に鮮魚及び水産製品を出荷する総合機関とする事を原則とするも暫定的に鮮魚及び水産製品の二本建とすることも出来る。
それから漁獲高も一億円余に上つており指定陸揚地として縣下では極めて有数な漁港であるというのであります。これが昭和十九年十月の暴風雨によりまして、港口、東端防波堤か決潰しまして、これが流砂は航路を埋没しまして漁船の航行が不能になつておる。爾來三ヶ年間幾多の犠牲を拂つて愼重に努力いたしましたが、思うようにできていない。
かつまた指定陸揚地といたしまして、縣内はもちろん愛知、岐阜、滋賀等に出荷いたしております。當舞阪港は昭和十九年の十月の暴風雨によりまして港口東端の防波堤が決壞いたしました。それで遠州灘特有の砂が流れこみましたために、航路を埋没いたしまして、漁船の航行が今日不能の状態に陥つておるのであります。