1972-06-01 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
○横路委員 たとえば指定自動車整備事業場の点、行管のほうは立ち入り検査は実施すべきだと言い、いや法のたてまえはそうじゃないのだということですね。つまりそこにいまの民間委託の問題というのがあるわけです。行管のほう、若干勘違いされている点がないわけじゃないと私は思うのですけれども。つまりこれは、完全に行管の指導によってこの車検の民間委託というものは行なわれるようになったわけですね。
○横路委員 たとえば指定自動車整備事業場の点、行管のほうは立ち入り検査は実施すべきだと言い、いや法のたてまえはそうじゃないのだということですね。つまりそこにいまの民間委託の問題というのがあるわけです。行管のほう、若干勘違いされている点がないわけじゃないと私は思うのですけれども。つまりこれは、完全に行管の指導によってこの車検の民間委託というものは行なわれるようになったわけですね。
「指定自動車整備事業場における車検状況の監督等について 従来陸運事務所では指定自動車整備事業が行なっている車検については書類審査のみで現物(自動車)については全く検査を行なっていないので、今後はできるだけ立入検査を実施し、当該指定事業場が車検を行なった自動車について立入検査員自らがチエックする等の措置を講ずることによって指定事業場における車検の適正を期する必要がある」。
○横路委員 指定自動車整備事業場における車検状況についても、書類審査で、現物検査を行なってないので、今後はできるだけ立ち入り検査を実施しなければだめだというような指摘があるわけですね。いま私のほうで指摘した「指定自動車整備事業場における車検状況の監督等について」というところ、この辺について、運輸省のほうではどういうように対策をお考えなのか。
指定自動車整備事業場における車検状況の監督については、「従来陸運事務所は、指定業者が行なった車検については書類審査のみで、現物については全く検査していない。」それから検査主任者の定期研修についても言及をされ、「年一回の定期研修に例年出席しない事業所の放置」ということで、年一回の定期研修に毎年出てこないやつがあるというのですね。しかもそれを放置しておって、何にも督促もしていなければ慫慂もしていない。