2017-12-07 第195回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
ここで使われる船というのは指定漁業許可船というふうに言っておりますけれども、この指定漁業の許可船の船齢構成を見ますと、船齢二十年以上の漁船が六割以上を占めていると。非常に高齢化をしているということであります。 老朽漁船というのは安全性や生産性が低下するだけではなくて、メンテナンス費用が逆に掛かっていくという、そういうこともあります。
ここで使われる船というのは指定漁業許可船というふうに言っておりますけれども、この指定漁業の許可船の船齢構成を見ますと、船齢二十年以上の漁船が六割以上を占めていると。非常に高齢化をしているということであります。 老朽漁船というのは安全性や生産性が低下するだけではなくて、メンテナンス費用が逆に掛かっていくという、そういうこともあります。
○紙智子君 漁業法の改正案で、指定漁業許可に当たり経営状況の勘案ということを盛り込んでいるわけです。減船等の助成措置もしないで、これ、赤字続きの経営を落としていくということになるんじゃないかと。ただ倒れていくのを待っているということになりませんかね。これは副大臣、どうですか。
〔菅波委員長代理退席、委員長着席〕 指定漁業としての近海カツオ・マグロ漁業は、昭和三十八年十二月七日付政令第三百七十三号をもってスタートし、昭和四十年十二月十五日付の取り締まり省令の改正を経て、昭和四十二年、四十七年の指定漁業許可の一斉更新措置によって一応の形が整ってきたわけでございますが、指定漁業としての歴史が浅いこともありまして、他の指定漁業の諸制度に比較し未整備な点が多々あります。
さらにこの際、農林大臣にお伺いいたしたいことは、ことしはいわゆる指定漁業許可の一斉更新の年に当たるのでありますが、今回の一斉更新は改正漁業法に基づく第一回目の更新であり、最近指定漁業をめぐる内外諸情勢も大きく変動しているときでもあり、今後の指定漁業の基本的方向についても、総合的、抜本的に検討すべき漁業情勢と問題点を指摘できるのであるが、この際、私は、今日の指定漁業の大部分が大資本漁業と中小漁業に集中的重点的
かかる観点から、この際漁業許可の制度を根本的に再検討し、四十二年における指定漁業許可の一斉更新にあたりましては思い切った改善を行ない、おそらく農林大臣はあらゆる角度からする圧力に屈し、しょせん現状維持程度の手直ししかできないであろうという不信に満ちたうわさが真実とならないように、この際勇断をもって処理されるよう、その御決意のほどをお尋ねいたしまして、詳細につきましては農林水産委員会の質問に譲ることにいたします