2021-04-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
中国からの輸入食品等における違反事例といたしましては、例えば微生物規格の不適合、農薬の残留基準の不適合、添加物基準の不適合、指定外添加物の使用、器具、容器包装、おもちゃの材質規格の不適合等が確認されております。
中国からの輸入食品等における違反事例といたしましては、例えば微生物規格の不適合、農薬の残留基準の不適合、添加物基準の不適合、指定外添加物の使用、器具、容器包装、おもちゃの材質規格の不適合等が確認されております。
きょう私が言いたいのは、現に今、国の指定外添加物を使った輸入食品が流通している問題であります。 アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで、野菜や果物、食肉などの殺菌目的で使われている食品添加物は過酢酸製剤です。この過酢酸製剤は、日本では指定外食品添加物ではありませんか。
○穀田委員 指定に向けた作業はしているというのはわかるんだけれども、要するに、今は指定外添加物だということははっきりしているんでしょう。うなずいているから、そうなんでしょう。 それで、食品衛生法十条、これによると、その基準に合わない方法によって食品もしくは添加物を製造し、加工し、使用し、云々かんぬんということをやってはならないということになっていますよね。
○穀田委員 いや、それは全くおかしな話で、では、もう一つ聞きたいと思うんですけれども、指定外添加物が使用された輸入食品が流通している事実はつかんでいるし、それは認めている。どのような経過で、指定外添加物が流通していたことを知りましたか。
○城島委員 昨年いわゆる指定外添加物の問題が起こったわけでありまして、広範囲にわたる食品が回収をされるということがありまして、多くの消費者の皆さんが、いわゆる加工食品に対する不信というんでしょうか、あるいは不安が生じたという事件がありました。また同時に、そういうことをやりますと、かなり広範囲の事業者に対しても大きな影響が出たわけであります。
それからまた、指定外添加物の使用、無登録農薬の販売、使用といった事業者の間違った行為や対応も、国民の不信感をさらに増大させたわけでございます。この新たな体制では、このような事件はどのように防げるのか、それに対してどう担保されているのか、これは農林水産省と厚生労働省にまずはお伺いしたいと思います。いずれも、国民の皆さんにわかりやすいように説明をしていただきたいと思います。
次に、指定外添加物の使用のような事例に対してどのように取り組むかということでございますけれども、昨年五月の、協和香料化学が製造販売をした香料、またダスキンが販売をしました肉まんにそれぞれ指定外の添加物が使用されており、食品衛生法に違反するということで回収等の措置がとられたところでございます。
そういう意味で、今回起きたこの表示問題、指定外添加物等の問題、これにつきましては、農水省、厚生労働省ともにしっかりと、国民にわかりやすい表示を心がけて取り組んでいただきたいと思う次第でございます。 では、基本法の内容に入ってまいりますが、まず、消費者重視の食品安全行政に転換していくべきでございますが、その重要な役割を担うのが食品安全委員会でございます。
BSE発生以来、偽装表示事件、指定外添加物や残留農薬の問題等を契機として、食の安全に対する国民の皆さんの不安が高まっていることはまことに残念であると思っております。 我々が毎日口にしている食品の何割が日本国内で生産されているかを調査いたしましたところ、平成十二年の数字でありますけれども、カロリーベースで、国産が四〇%、六〇%は輸入食品ということになっておるようでございます。
さらに、ダスキンが中国から輸入した大肉まんを始め、最近、輸入加工食品で指定外添加物の使用が次々と発覚をしています。これについて委員会にやはり一覧表をお配りをしてありますので、簡単に御説明をいただきたいと思います。
○尾嵜政府参考人 今御指摘のダスキンの件でございますが、この経緯につきましては、五月十五日に農林水産省に、株式会社ダスキンが販売いたしました飲茶の「大肉まん」に指定外添加物のTBHQが使用されていたという旨の情報提供がございまして、その告発文書を農林水産省の方から私どもの方に報告を受けたわけでございます。
これにつきましては直ちに健康に影響を及ぼす量でないということでございますが、この指定外添加物でございますメチルイソチオシアネートを添加した食品は、その販売等を禁止した食品衛生法第六条に違反するものでありますので、各都道府県に対しまして、このおそれのあるものについては販売を停止させ、検査を実施するように指示したわけであります。
この質問主意書は、ポストハーベストの農薬残留基準によると、規制を待たなくとも、指定外添加物としてレモンのへたを落とさないようにするために振りかけている2・4Dという農薬の使用、これを、この輸入レモンの輸入を規制することができるじゃないかということで質問をしたわけであります。
といいますのは、昨年七月輸入されました冷凍果汁から日本の指定外添加物が出てきた、あるいはその翌月の八月にはオーストラリアからのいわゆる牛肉ですけれども、これが日本で禁止されている農薬の残留が発見されて大問題になりました。